長男のはじめの一歩が、私の足育の始まり

長男が13歳の誕生日を迎えました。
   
「そういえば、ちょうど1歳になった頃に歩き出したんだよね」と思い出し、デジカメのデータを探していると、写真がありました。
2005年1月20日、私に向かってニコニコしながら歩いてくる姿が、60枚も撮影されています。私もとても嬉しかったんですね。
    
長男のはじめの一歩は、私の足育の始まりでもあります。
子育てを通して知り合った友人が、隣駅のマルイの子ども靴売り場にシューフィッターさんがいることを、教えてくれました。
私自身が、子どもの頃から足や靴に関わる悩みを持っていました。だから、子どもの頃から良い靴を選ぶことが大事だろうと思い、その方の元へファーストシューズ選びから通いました。
    
「一人で履いてもらいたいから、ベルトが1本のシューズにしたい」
そんな相談をしたときにも「やっぱり2本ベルトがいい」と首を縦に振らない、真剣に子どもの足のことを考えてくれる方でした。
また、靴を買いに行くと「いい足に育っているね」と褒めてくれます。
「多少高くてもこの靴を選んで良かったな」「元気に成長していてよかったな」と、靴選びを通して自分の子育てに自信をいただきました。
  
思い返せば、我が子の靴選びを12年に渡って手がけていることに気づきました。
靴選びの基本は同じでも、子どもの足が成長すると選べる靴が変わってきます。
中学生になってからは、学校の指定が具体的になり、靴を探すのがますます大仕事になりました。
 
靴選びは、一生に渡って求められる大切なスキルです。
そして13歳と言えば、自立に向かって成長していく時期。
長男が自分で靴を選べるように育てていくことも、そろそろ考えるといいのかもしれません。
まずは、靴屋さんで「試し履きさせてください」とお願いするところから、挑戦してもらいます。
 
  
みやざき足育センター 足育インストラクター 成田あす香




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