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小3でサイズ23.5cm、大人用のスニーカーから選んでもいい? ジュニア用と大人用の違いは?

子ども用のスニーカーやバッグのイラストと、この記事のタイトル

こんにちは! 足育アドバイザーで保育士の成田です。

足育相談で、小学3年生の娘さんの外履きについて、こんな質問がありました。

小学校3年生なのですが、もうサイズが23.5センチあって、いい外履きがなくて困っています。

お店に行くと、女の子の靴で23.5センチって数が少ないし、気に入ったものが見つからないんですよね。

大人用のスニーカーから選んでも大丈夫でしょうか?

ジュニア用と大人用のスニーカーは違う

同じ23.5のサイズのスニーカーでも、ジュニア向けに作られたものと大人向けに作られたものは違います。

子どもの足は大人の足とは異なり、骨が未熟な状態であり、足形の特長も違います。

ジュニア用の靴は、子どもの足の特長を踏まえ、その健康な発達を考えて作られています。

未完成な骨を守る機能がある

足のサイズは大人並みに大きくなってきていても、子どもの足はまだ未熟です。

骨が未完成で、運動量も増える小学生の時期は、足のトラブルが起こりやすい時期でもあります。

ジュニア用の靴は、着地した時の衝撃を和らげるためにかかとのクッション性を重視したり、アーチを支える工夫がされていたりします。

子どもの足形に合っている

同じ23.5のサイズでも、大人と子どもでは足形が違います。

そのため、JIS規格では大人用(男性用と女性用)、子ども用の3種類のサイズ表が定められています。

靴を作る際に使う木型も、ジュニア用に考えて作られています。

23.5の子どもの靴の選び方

以上のことを踏まえて、子ども用の23.5の靴を探す方法について、わが子で実践してきた方法を紹介します。

店頭で探す

宮崎でジュニア用の靴が充実していると感じるのが、靴のテヅカさんです。

ムーンスター、アキレス、アシックス商事などの靴が豊富にあります。

メーカーを問わずサイズ別に並んでいて、探しやすいのも嬉しいところです。

インターネットで探す

ジュニア用で、足の健康な発達をしっかり考えている靴を選びたい場合は、オンラインショップでの購入も選択肢に入れると、幅が広がります。

大きいサイズになると店頭では見かけることの少ないasicsスクスクは、実はジュニアシューズ(21cmから26cm)の展開もあり、ネットではこれを購入することができます。

大人用から選ぶ場合の注意

子ども用と大人用で靴のサイズ表が違いますので、お子さんの足長、足幅、足囲を測り、子ども用から選ぶ場合のサイズと、大人用から選ぶ場合のサイズを把握しましょう。

大人用から選ぶ場合は、かかとのクッション性などの足を守る機能性のあるものにし、サイズやフィット感をしっかりと確認しましょう。

ちなみに、うちの娘の場合は、中学校に上がってから、はじめて大人用のスニーカーを買いました。

中学生になると、ジュニア用のデザインが「子どもっぽくて嫌だ」と言い始めたからです。

計測についての詳細は下記の記事もご覧ください。

まとめ

ジュニア用と大人用のスニーカーは違いがあります。

ジュニア向けのスニーカーは、未熟な足をサポートし、健康な発達を促すことを考えて作られています。

子どもの足の特性を理解し、足に合う適切な靴を選ぶことが大切です。

足の健康を守りながら、外で楽しく体を動かして、元気な足を育んでいきましょう。

足育アドバイザー(R)/保育士
成田 あす香

このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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