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赤ちゃんの足の爪がよく割れるのはなぜ?どう対処すればいい?

這い這いをしている赤ちゃんの足元のアップとこの記事のタイトル

こんにちは!足育アドバイザーで保育士の成田です。

赤ちゃんの子育てで、気になることや困りごとは尽きませんね。

その中でも、「赤ちゃんの爪」に関するお悩みはよく耳にします。

特にずりばいやはいはいができるようになった赤ちゃんでは、「足の爪が割れる」という悩みがよく聞かれます。

「痛くないかな?」と心配になることもありますが、赤ちゃんたちは意外とケロッとしているんですよね。

赤ちゃんの爪は割れやすいもの

赤ちゃんの爪が割れてしまうのは、なぜなのでしょうか?

まず、爪が薄くて柔らかいために、ちょっとしたことで爪が割れやすいということがあります。

特に、ずりばいやはいはいをする頃になると、足の指で床を蹴るときに、床に爪をひっかけやすいというのが、爪が割れる原因になります。

爪が割れてしまったら

やすりや赤ちゃん用爪切りなどを使い、割れて尖ったところを整えて様子をみましょう。

ただし、炎症が起きているようなら、皮膚科を受診することが大切です。

皮膚に赤みや腫れが生じていないか、しばらく気をつけて見てあげましょう。

炎症を起こしたら早めに皮膚科へ

わが子が赤ちゃんの頃、割れた爪が皮膚に刺さり、炎症を起こしたことがありました。

「少し赤くなっているな」と気になっていたものの、そのままにしていたら状態が悪化して膿っぽくなってしまい、慌てて皮膚科を探して駆け込みました。
  
爪が皮膚に刺さらないようにするためのテーピングや、炎症を抑える塗り薬を処方していただき、数日で炎症が治まりました。
 
それ以上ひどくならずにホッとしましたが、「もっと早く病院に行っていれば痛い思いをさせないで済んだのに」と反省しています。

足の爪の切り方の基本はスクエアカット

足の爪は、全体重を支えるという大きな役割を果たしているため、トラブルが起こりやすい箇所でもあります。

代表的なトラブルが巻き爪で、その原因の一つに「間違った爪の切り方」があります。

爪を短く切りすぎていると、爪が皮膚に食い込み、まっすぐに伸びる妨げになるため、長い年月をかけて巻き爪などのトラブルになってしまいます。

正しい足の爪の切り方は、指先と同じ長さでまっすぐに切り、角をやすりで整える、スクエアカットと呼ばれる切り方です。

乳幼児の場合は爪が割れたり折れたりすることもあるため、いつもスクエアカットで整えておくのは難しいところもありますが、成長に伴い爪が丈夫になってくれば、だんだんスクエアカットが保てるようになります。

将来の巻き爪などのトラブルを予防するため、スクエアカットを基本に、様子を見ていきましょう。

足育アドバイザー(R)/保育士
成田あす香

足育アドバイザーは特定非営利活動法人日本足育プロジェクト協会の登録商標です。
このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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