「子どもがサンダルやヒールなどのお洒落な靴を履きたがるのは、どう対応すればいいですか?」
足育講座の質問コーナーで、このような質問がよく寄せられます。
そんな方にピッタリの本を、綾てるは図書館の児童書の新刊コーナーで発見しました。
「子どものうちにしっておきたい!『おしゃれ障害』」
著者:岡村皮膚科医院 院長 岡村理栄子
出版:少年写真新聞社
この本の中の「足に合わない靴・水虫」という項目を、お子さんに見せてください。
「かわいいデザインの靴は痛くても仕方ないよね」といって足に合わない靴を履いていると、どうなるのか。
見るからに痛々しい子どもの足の写真と共に、分かりやすく説明されています。
そして「靴はもともとは、足を保護するとともに、足の機能をサポートするために考案された”道具”」であること。
よい靴の選び方が、4つのポイントで分かりやすく書いてあります。
「足に合わない靴・水虫」の項目は、皮膚科医の高山かおる先生が監修されているそうです。
高山先生は、足育アドバイザー養成講座で「足にまつわる皮膚疾患」をご講義くださっている方なので、お名前を見つけて嬉しくなりました。
この本には、靴の話だけでなく、おしゃれをしたい女の子なら興味をもちそうな、化粧品やピアス、カラーコンタクトレンズなど、様々な記事が載っています。
思春期の頃の私は、女の子らしいおしゃれには興味が薄かったのですが、唯一、手足が毛深いことを気にしていました。
そして、かみそり、脱毛テープ、脱色など、いろいろ試していました。
この本を読んで、あのときトラブルになっていなくて本当に良かったと、ホッとしています。
みやざき足育センター 足育インストラクター 成田あす香