県庁近くと市民プラザに用事があったので、大淀川河川敷の市役所駐車場に車を停めて、歩いて行くことにしました。
川辺が岩で整備されていて、車を降りた子ども達は脇目も振らずにそこに向かっていきました。
私も一緒に岩の上を歩いてみると、いろいろな気づきがありました。
岩の大きさがいろいろあるので、それに合わせて歩幅を変えて歩かないといけないのね。
岩のデコボコに合わせて、足裏で微妙にバランスを取っているなあ。
岩と岩の間にすき間があるので、足元をちらちら見てないと転びそう。
これって当たり前のようで、すごいことだと思います。
だって、目や足裏からキャッチした情報を脳が処理し、即座に次の指令を出し、身体がその動きをする。
この繰り返しで、転ばずに足元が不安定なところも歩けるのですから。
横には整備された歩きやすい道もありますが、子ども達は最後まで岩の上を歩いて行きました。
ときどき水際の斜めになっている岩を歩いて、落ちそうで落ちないスリルも楽しんでいます。
子どもは、遊びを通して身体と心を育てる。それを実感しました。
歩いた場所は、橘橋から大淀大橋の間の河川敷です。
広くゆったり流れる川と大きく広がる空で、心も晴れやかになりました。
みやざき足育センター 足育インストラクター 成田あす香