子どもの長靴のサイズの選び方と、こだわるポイントは?

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梅雨になりました。

雨降りの日々に備えて、お子さんの長靴を用意したい方もいらっしゃるのではないでしょうか。

2歳の女の子のお母さんから、長靴選びについてご質問をいただいています。

Q. 長靴のサイズの選び方と、こだわるポイントは?

長靴のサイズの選び方と、手頃な値段で購入できるものがあったら 教えて頂きたいです!

本当に一時的に履く靴なので、どこまでこだわればいいのかよくわからないんです。

西松屋や、バースデイなどで売れているもので十分なのか…それとも、スタンプルなど メーカーのものがいいのかなと。

いろいろ見るんですが、形もそれぞれ違いますし、インソールがあったり、なかったりだとか、どういうところに注意して購入したらよいのでしょうか。

usupiさんによる写真ACからの写真)

A.サイズ選びは靴と同じ。
重視したいのは靴底の滑りにくさ。

まずは長靴のサイズの選び方について、次に選ぶ時にこだわるポイントについてお答えします。

(1)長靴のサイズの選び方

つま先に適度な余裕があり、幅はぴったりなサイズを選んで

長靴のサイズ選びは、普通の靴の選び方と基本は同じです。

長靴のつま先に1センチ程度の余裕があり(靴のサイズが15センチ以上の場合)、長靴の甲の幅は足の幅にちょうど合うものを選んでください。

つま先に余裕がありすぎるものは、長靴の中で足が前にずれてしまうので歩きにくく、足の変形につながることもあります。

甲の幅が広すぎるものは、長靴の中で足が左右にぶれやすく、やはり歩きにくくなります。

サイズの確認には中敷きを活用して

靴は、同じサイズが書いてあっても、靴の内側の寸法を実際に比べると長さや幅が異なります。

同じメーカーの靴であっても、モデルが違うと実際の寸法が違うこともあります。

そして、長靴はサイズの展開が1センチ刻みになっていることも多いため、普通の靴以上にサイズ選びは難しいと思います。

その点で、インソール(中敷き)がついているものは、取り出してサイズの確認ができるのでおすすめです。

中敷きを使ってサイズを確認した後で、履いて歩いてみて、歩きやすさを確認すると良いと思います。

中敷きを使ったサイズの確認のしかたは、過去のブログを参考にしてください。

(2)選ぶ時にこだわるポイント

最も重視したいのは「滑りにくさ」

長靴は雨の時に履くものです。

マンションのタイル張りの部分など、雨で濡れると滑りやすい場所もあります。

ですから、靴底に滑りにくい工夫がされているかどうかは、普通の靴選びよりも重視した方が良いと思います。

長靴の底を見て、滑りにくい素材やデザインであることを確認してください。

次に重視するのは「歩きやすさ」

長靴の素材は主に2種類で、ゴム素材と塩化ビニル素材のものがあります。

ゴム素材は柔らかく伸びが良いのが特徴で、塩化ビニル素材は軽くて汚れにくいのが特徴です。

素材のもつ特徴や長靴のデザインと、お子さんの足との相性が組み合わさって、歩きやすさは違ってきます。

見た目のデザインで決めずに、いろいろな長靴を試し履きして選ぶと良いと思います。

保育園 ・幼稚園・学校に通っている場合は「丈」もチェック

わが子での失敗談ですが、学校の下駄箱の1人分のスペースの高さが低くて、新しく買った長靴が中に入らなかったことがありました。

保育園・幼稚園・学校に通っている場合は、あらかじめ下駄箱の環境を見ておいて、どのくらいの長靴の丈が入れられるかをチェックしておくと良いと思います。

手頃な値段で購入できるものは…

最後に、質問の中にあった「手頃な値段で購入できるものがあったら教えて」という内容についてです。

靴の値段は、ここまでのお話で出てきた、中敷きの有無、靴底の素材やデザイン、長靴の素材など、いろいろな要素が重なって決まります。

こだわりをもって選んでいくと、結果としては手頃な値段ではない…かもしれません。

雨の中で履くための機能性や歩きやすさなど、こだわりをもって作られたものは、よく知られたメーカーのものであるかもしれません。

一時的に履く靴ではありますが、幼児期は歩き方もまだ不安定な時。

足に合うサイズであること、滑りにくく歩きやすいことの2点にこだわって、選んであげてください。

本当にいろいろな種類のある長靴、この記事を読んだ後でネットで下調べしてみると、少し見る目が変わっているかも。ぜひどうぞ。


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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事は、メールマガジンで配信したコラムを加筆再編してお届けしました。
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100歳まで歩ける足を育てる保育士
足育アドバイザーⓇ 成田あす香