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おしゃれな靴を履きたい中学生の親必見!足トラブルに悩まないために今履くべき靴とは?

こんにちは! 足育アドバイザーで保育士の成田です。

中学校の家庭教育学級の足育講座で、こんな質問をいただきました。

娘がヒールの高い靴を履きたがっていますが、もう履いても大丈夫ですか?

靴屋さんに行くと、ティーンズ向けのキラキラしたヒールの高い靴や可愛らしいミュールなどが並んでいて、きっと憧れますよね。

しかし、中学生もまだ身体の成長期であり、足の健康を考えると注意が必要です。

成長期の足の健康について

小学4年生頃から中学生の女子は、筋骨格の急成長や月経の始まりなど、身体に大きな変化が起こる時期です。

特に、月経の際に分泌される女性ホルモンには、関節をゆるめる作用があります。

これにより、骨盤がゆるみ、月経がスムーズに進みますが、同時に全身の関節もゆるみやすい状態になっていて、足の骨格も影響を受けます。

それに加えて、身長が急激に伸びるこの時期は、筋肉と骨の成長のバランスが崩れやすく、関節にストレスがかかりやすくなっています。

スニーカーでおしゃれを楽しもう

10代の女子の足は、大人の私たち以上にデリケートな状態になっています。

だから、靴で足の骨格を守り支えてあげましょう。

次の3つのポイントを満たすスニーカーがおすすめです。

靴ひものあるもの

靴ひものないスリッポンタイプのスニーカーだと、靴が脱げないように足指に力が入ってしまい、足に負担がかかります。

靴ひもタイプのスニーカーを、ひもをきちんと締めて、足にぴったりフィットさせて履きましょう。

かかとに芯がはいっているもの

  
かかと周りに芯が入っている靴を選ぶと、靴がかかとの骨を支えてくれ、足首がぐらつきにくくなります。

そうすると、足裏やふくらはぎ、太ももの筋肉を正しくバランスよく使いやすくなり、美脚にもつながっていきます。

足の指が曲がる位置で靴底も曲がるもの

厚底の靴や、底が固い靴だと、足の指で地面を踏み返すことができず、正しく筋肉が使えません。

歩き方もかっこ悪くなりますし、足の痛みやむくみなどのトラブルの原因にもなります。

足の指が曲がる位置で靴底も曲がるものを選びましょう。

まとめ

中学生の時期は、おしゃれを楽しみながら足の健康も大切にしておく必要があります。

足を守り支えることのできるスニーカーを履いて、筋肉や骨格を健康的に美しく育てていきましょう。

大人になってヒールのある靴などのおしゃれを楽しむために、今の時期の過ごし方が大切です。

足育アドバイザー(R)/保育士
成田 あす香

このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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