PR

「足に良い長靴ってあるの?」雨の日の足もと対策

梅雨や秋の長雨の季節になると「足に良い長靴ってありますか?」という質問がよく寄せられます。

長靴は、雨などの際に足が濡れたり汚れたりしないようにするために作られたもので「足に良い」というものはありません。
 
 
ただ、足にできるだけ合う長靴を探したり、フィットする機能のあるものを選んだりすることで、足への負担を軽くすることはできます。

また、雨の日に足を濡らさない選択肢として「防水機能のある靴」もありますので、ご紹介したいと思います。

ポイントは幅のチェック! 最後は徹底して試し歩きを

まず、足に近い形のデザインの長靴を選びましょう。

見た目はどれも同じように見えますが、よく見ると実際には細かな違いがあります。

足の甲周りが細めのもの、広めのもの。足首やふくらはぎのあたりが細めのもの、ゆったりしたもの。

足の長さのサイズに加えて、足の幅や甲周りのサイズも考慮すると、少しでも足に合う長靴を見つけやすくなります。

私自身の経験ですが、私の足は幅が細いため、どの長靴もガバガバで困っていました。

しかし、ある日、たまたま出かけたホームセンターで、ほっそりした長靴を見つけました。

長靴の裏を見ると、幅のサイズが「E」と書いてあります。(日本で標準・平均的とされる幅のサイズはEEで、Eはこれよりワンサイズ細い幅です)

ちなみにメーカーはゴム・プラスチックの総合メーカーで作業用長靴をいろいろ作られている「オカモト」でした。さすが!

もしも、足の幅や甲周りのサイズを測ったことがなければ、ぜひ一度測ってもらってみてください。

本当は細い足なのに、自分や子どもの足が幅広だと思い込んでいる人が意外といます。

足の特徴を知ると、長靴だけでなく普通の靴選びにも助けになりますよ。
 
 
そして、長靴を選ぶ時はいつも以上に「試し履き」を丁寧に。

「どれでも同じ」なんて決めつけず、お店の中をしっかりと歩き回ってください。

転びやすい感じの少ないもの、歩きにくさの少ないもの、当たるところのないものを選びましょう。

安定感をアップさせる工夫

長靴はどうしても不安定ですが、大人の長靴の場合はファスナーや調整可能なベルトがついたデザインもありますので、そういうものから選ぶのも一つの方法です。

通常の長靴に比べて足にフィットしやすく、安定感が高まります。

大人でも子どもでもできる工夫としては、「中敷き」を入れる方法があります。

かかとの丸みに合わせた立ち上がりのある立体的な形の中敷きを入れると、長靴の中での足の安定感が少し高まります。
また、長靴の中で足が前すべりするのを抑える役割もしてくれます。

ただ、それでも足もとが不安定であることは否めませんので、長靴を履く時間は必要最低限にとどめましょう。
 
 

長靴ではなく 「スニーカー」という選択

足に良いという観点から考えると、長靴ではなくスニーカーを履くこともおすすめです。

ちょっとした雨なら、靴に防水スプレーをかけておくことで対応できます。

さすがに水たまりに足を突っ込んだ場合は対応できませんが…(苦笑)

防水機能を備えたスニーカーもあります。

私の個人的なおすすめとしては、ゴアテックス素材のスニーカー。

ゴアテックスは、雨などの水の侵入を防ぐ一方で、汗による水蒸気は放出してくれる素材です。

価格が少し高いのですが、大人の場合はサイズが変わりませんので、1足持っておくと便利です。

「ゴアテックス」「スニーカー」で検索するといろいろあります。

たとえばAmazon検索するとこんな感じ

私は雨&外遊びで汚れを気にせず履く靴として、ウォーキングシューズでゴアテックス素材の靴を用意しています。

 
 
子ども靴では、16cm以上になるとムーンスター・アキレス・アシックスなどから防水機能を謳ったものが選べるようになってきます。

私自身の子どもには、通学で雨の中を歩くことを考えて、1足は普通の靴、1足は防水仕様の合計2足の外履きを用意しています。

ムーンスター

かわいい系
サイズ:16.0~25.0

かっこいい系
サイズ 19.0~24.5

幅広さんに
サイズ16.0~25.0

アキレス

サイズ:17.5~26.0

アシックス スクスクシリーズ

ゴアテックス素材
サイズ:16.0~22.0

足育を考えた「雨の日の足もと対策」

「足に良い長靴」は存在しないため、できるだけ足に合うものを探す工夫をしましょう。

長靴が足に完璧にフィットすることは構造上難しいので、足の形に近いデザインのものを選んだり、ファスナーや立体的な中敷きを使って足にフィットさせる工夫を試みてみましょう。

そして、長靴の使用は必要最低限の短い時間にとどめること!

足のサイズが16cm以上になると、足に合うスニーカーで防水機能を備えたものも選べるようになるので、ぜひ検討してみてください。

雨の日でも、できるだけ履き物が足にフィットするように工夫を凝らし、快適に歩ける足もと環境を整えていきましょう♪

みやざき足育センター 成田あす香

タイトルとURLをコピーしました