宮崎県東諸県郡国富町の森永児童館にて、
足育講座を開催いたしました。
強い雨が降り雷の鳴り響く中を、
3組の親子の方が集まってくださいました。
森永児童館では、
今年度4回の足育講座を行うので、
毎回テーマを変えた内容をお届けしています。
1回目の5月には、
歩行姿勢に関わりがあると言われる
「おむつ」について、
おむつなし育児アドバイザーとして
話をしました。
その話を聞いて、
すぐにパンツを買いに行き、
それから毎日パンツを履いていますと、
2歳の女の子のお母さんから
嬉しいご報告をいただきました。
2回目となる今回は、
「靴」にテーマを絞って、
動いて考えるワークと座学を行いました。
まずは、
足はどんなことをしているのかを、
参加者で考えて出し合いました。
歩く、踏む、走る、立つ、蹴る、跳ぶ、
踏ん張る、立ち上がる、しゃがむ、よじ登る…
どれも足がなければできませんね。
それでは、
この動作を細かく見て行くと、
どんな動きをしているのでしょうか?
門くぐりあそびのわらべうたに合わせて歩きながら、
「歩く」という動作を考察&観察し、
また参加者で考えて動作の要素を出し合いました。
私たちは、ケガをしないため、
足を守るために靴を履きます。
しかし、その靴が、
「歩く」という動作を邪魔するものであっては、
意味がありませんよね。
では、「歩く」という動作を邪魔しない靴は、
いったいどんな靴なのか?
靴の構造のポイントを一緒に考え、
実際に子ども靴に触れて、
そのポイントと照らし合わせました。
講座を受けられた皆さんの
ご感想を紹介させていたただきます。
靴が合わないと歩きにくく、負担がかかってしまうので、靴選びは大切だなと思いました。
靴を履くときに「かかとトントン」を心がけて履く、3カ月くらいおきに足のサイズを見るようにします。
靴選びはいつも迷っていたので聞けて良かったです。
中敷きを外して合わせてみたい、新しい靴を買いに行ってみたい、子どもだけではなく自分も確かめてみたくなりました。
主催の森永児童館の先生にも、ご感想をいただきました。
歩くというのがどういう動作か、その動きから靴の選び方の重要な点との繋がりがよく分かりました。正しい履き方も知れてよかったです。
講座を設けていただいた、森永児童館の先生に、心より感謝申し上げます。
お集まりいただいた親子の皆さんが、ますます元気で健康な足になるよう、
この日の学びがお役に立てれば幸いです。