宮崎地区交流センター内に開設されている
「あおき子育て交流ひろば」で足育講座をさせていただき、
11組の親子の方にお話をさせていただきました。
いつも足育講座にお集まりくださる方は、
歩き始めてからの1歳以上のお子さんを
育てられているお母様が多いのですが、
この日の足育講座は、
歩き始める前の赤ちゃんばかり。
また、お父様も4人参加してくださいました。
講座を受けるのにあたって気になっていたのは、
ほぼ全員の方が「靴の選び方」、
そして「足の成長・発達」だそうです。
また、爪のことが気になっているという声も多く寄せられました。
「巻き爪が気になる」
「足の爪が良く割れるので、爪の切り方を知りたい」
「爪が丸い形だったので、切り方がこれで良いのかいまいち分からないまま、切っている」
まずは、絵本「あしのうらのはなし」を読み、
足の3点アーチのお話と、
乳幼児期はアーチが育つ大切な時期であり、
遊びを通して身体を育てることが
アーチの形成に繋がっていくことを
お話しました。
次に、絵本「ころん」を読み、
身体を動かす原動力になるのは、
「見たい」「触りたい」というような
内から湧き上がってくる欲求で
あることをお話しました。
お母さん達に向けてお話をしていると、
赤ちゃんたちが講座で使ういろいろなものに
興味津々で寄ってきます。
その赤ちゃんの動きをみて、
体の動きを引き出す関わり方の工夫も、
お伝えしました。
そして、絵本「くつくつあるけ」を読んで、
靴の選び方と履き方のお話。
靴を選ぶときのチェックポイントは
数多くありますが、
3ポイントに絞ってお伝えしました。
・マジックテープや靴ひもで
足にフィットさせて履ける靴
・足の指が曲がる位置で
靴底も曲がる靴
・かかとを横や上から押さえてもつぶれない
かかとに芯が入っている靴
最後は、
あおき子育て交流ひろばでいつもしている
「ぱんだうさぎこあら」の手遊びと、
絵本「ぴょーん」に合わせてのジャンプを、
より足を育てる関わり方を意識して遊び、
講座を結びました。
講座を受けられた皆さんの
ご感想を紹介させていたただきます。
ハイハイの時の足の動きが、普段の抱っこに関わっていることもあると知って驚きました。
時間をオーバーしてしまったことは、本当にお詫びいたします。
今、この瞬間にいい動きをしている赤ちゃんを見逃せず、予定にない内容をいろいろお伝えしてしまい、ボリュームたっぷりになってしまい、ここだけは反省点です。
最後まで付き合ってくれた赤ちゃんたち、本当にありがとう。
講座を設けていただいた、あおき子育て交流ひろばの先生に、心より感謝申し上げます。
お集まりいただいた親子の皆さんが、ますます元気で健康な足になるよう、
この日の学びがお役に立てれば幸いです。