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ベルトで止める上履きが選べない場合は…

3月15日は「靴の日」なのだそうです。

ラジオを聞いていたら「明治3年のこの日に東京・築地に日本初の西洋靴の工場が創られたことに由来している」とお話されていました。

今では当たり前に履いている靴ですが、日本での歴史としては150年位なんですね。

さて、本日は小学校で履く上履きについてのご質問にお答えします。

Q.ベルトで止めるタイプの上履きが不可の場合、 何かおすすめのものはありますか?

足育講座を聞いたことをきっかけに、子どもの靴選びを変えたけれど、入学する小学校の上履きが指定。

聞いてみたけれど、どうにもならないらしい…というお話を、何人かの方から伺っています。

先日は宮崎県内のある小学校で足育講座をさせていただきましたが、そこはバレーシューズが指定靴ということでしたので、上履きの話には触れずにお話させていただきました。

「バレーシューズしか選べない」

そんな方でも、なんとか、少しでも良いものが選べれば…と思いまして心当たりを調べてまとめてみました。

A.ベルトは不可でも、 それ以外の条件を満たすものならあります

ベルトで止めるタイプの上履きが選べないのは困りますが、でも「ベルトがついている」以外の靴選びのポイントは満たしているものにすれば、まだ選択肢があります。

靴屋さんや学校用品を扱っているお店に置いてある上履きは種類が限られますが、オンラインショッピングなら選択肢が広がります。

選べる中でのベストを見つけましょう!

◎靴選びのポイントの復習

まずは、子どもの足の健やかな成長を守るための靴選びのポイントを復習しましょう。

(1)甲の部分にベルトや紐があり、足の厚みや足首の太さに応じて靴を合わせて履ける
→バレーシューズ指定と言われると、ここが難しい

(2)中敷きがはずせてサイズの確認がしやすい
→バレーシューズタイプで中敷きが外せるものもあり!
ない場合は上から触ったり歩き方を見たりして判断するしかない

(3)靴のつま先が、足の指を圧迫しない形になっている
→ここは絶対に守りたいところ!!

(4)靴底が衝撃を吸収できる適度な厚みで、滑りにくくなっている
→学校や園が鉄筋コンクリートの建物の場合は、衝撃吸収性は重視したいところ

(5)靴のつま先側1/3程度の場所が曲がり、足の指の曲がる動きと合っている
→ここも守りたいところ!!

(6)靴のかかとの中に、足のかかとの骨を支えるための芯が入っている
→芯が入っているとかかとがまっすぐになるよう支えてもらえます

(7)靴底のつま先部分が少し反りあがっている
→つま先がまっすぐだと転びやすいので要チェック

以上の靴選びのポイントの中で、できるだけ多くのポイントを満たす靴を探せるといいと思います。

今回は、何が何でも満たしたい「靴のつま先が足の指を圧迫しない形になっている」を最優先にピックアップしてみました。

バレーシューズの形で甲のゴム部分が面ファスナーで調整できる上履き

バレーシューズの形でも、甲のゴム部分が面ファスナーになっているものがあります。

足に合わせて調整できるので、脱げにくいことが期待できます。

●うわばきSC-0003(イフミー)
カラーは3色、サイズ展開は 15cm~24cm(ハーフサイズあり)、中敷きが外せてサイズ確認しやすい。さらに小さいサイズとして14cm、14.5cmもあります(型番SC-0006)

●高機能上履き CR-STシリーズ CR ST13(ムーンスターキャロット)
カラーは4色。サイズ展開は14cm ~25cmです。

●幅狭細幅の子ども靴専門通販 – オートフィッツ吉祥寺の上履き
http://o-fits.jp/?pid=93615886
足幅の細い子向けに、ドイツの子供靴メーカーDaumlingに特注されたという上履きです。
華奢な足の発達をなんとか守りたいという方は、一度試してみる価値ありかも…。
サイズ展開は25(16.5cm相当)~38(24cm相当)です。

バレーシューズでつま先がゆったりめのデザインのもの

教育バレーDX(教育パワーシューズ)
カラーは7色、サイズ展開は14cm~29cm(ハーフサイズあり)で、中敷きが外せます。

高機能上履き CR-STシリーズ(ムーンスターキャロット)
カラーは7色、サイズ展開は14cm~25cm(ハーフサイズあり)、中敷きが外せます。

アサヒ ドライスクール(アサヒ)
カラーは5色、サイズ展開は14cm~29cm(ハーフサイズあり)。

この中でのおすすめの上履きは?

「靴のつま先が足の指を圧迫しない形になっている」を最優先にリストアップしてみましたが、ひとりひとりで足の形はちがうので、どれがおすすめできるかは、足に合わせてみないと分かりません。

なので、店頭で買う場合は必ず試し履きを。

そして、オンラインショップで購入の場合は、試し履き後の返品や交換ができるかどうか、先に確認をしてから注文をすると良いと思います。

ネット通販での子ども靴の買い方について、こちらの記事も参考にされてください。
→「ネット通販で子ども靴を買ってみよう」

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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