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ずっと抱っこで歩いてくれない息子《メールde足育相談室vol.161》

☆・…─メールde足育相談室「教えて!あす香さん」──・…☆

今日もお読みいただき、ありがとうございます。
みやざき足育センター代表・JEFPA認定 足育インストラクターの成田あす香です。

毎週火曜日に発行しているメールマガジン
《メールde足育相談室「教えて!あす香さん」》
のバックナンバーをお届けします。

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もうすぐ2歳になる息子がいるのですが、
最近、外に出かけると全く歩いてくれません。
買い物の時も、散歩の時も、ずっと抱っこで、
抱っこから下ろそうとすると、泣き叫びます。
 
1歳半の頃は、とても楽しそうに
よく歩いていたのですが、
ここ1~2か月ほどは、そんな感じです。

なにか、いいアドバイスがあったら、お願いします。

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ご質問をいただき、ありがとうございます。

買い物の時も、散歩の時も、
子どもを歩かせようとしているところが、
素晴らしいですね!

特に買い物の時です。
最近は、3~4歳と思われるお子さんを
カートに乗せている様子もよく見かけますので…。

だから、歩いて体を育ててほしい今の時期に、
歩かせようとしているお母様の姿勢が、
まず素晴らしいと私は思います。
  
  
さて、最近は歩くのを嫌がるけれど、
1歳半の頃は、歩くのが楽しくて、
よく歩いている様子だったんですね。
  
1歳半の頃に履かれていた靴から、
その後、買い替えをされましたか?
  
もし買い替えをされていないようでしたら、
それは靴がきつくなっているから、
歩きにくくて疲れてしまうのかもしれません。
   
買い替えをされているようでしたら、
その靴が足に合っているかどうか、
脱げやすい靴ではないかどうか、見直してみましょう。
     
     
それから、1歳半の頃は、
歩くのが楽しそうな様子を見守って、
ゆっくりと歩かれていたことと思います。
 
もうすぐ2歳になろうとする最近は、いかがですか?
 
私がやってしまった経験なのですが、
子どもが安定して歩けるようになると、
うっかり大人のペースで歩いてしまうことがあります。
  
そうすると、子どもは歩くのが大変ですから、
当然ですが「抱っこー」と言われました(苦笑)
  
  
あとは、歩いているところの路面環境も
関係があるかもしれませんね。
  
アスファルトやお店のフロアは路面が硬いので、
靴底の素材や厚みによっては、
足にかかる衝撃が予想以上に大きいことも
あると思います。
  
もしも、芝生の公園だったらたくさん歩く、
という感じだったら、
そんな可能性も考えられるかなと、思いました。
  
 
靴、歩くスピード、路面環境を考えてみたら、
きっと何かヒントがあると思います。
 
「なんで抱っこがいいのかな~?」と
子どもの立場でいろいろ考えてみてくださいね。
 
でも、それでも、抱っこのときもあるかもしれません。
だって、まだ2歳ですから。
そして、2歳と言えば「イヤイヤ期」ですし。
 
そのときは、
「そうか、イヤイヤしたいのね~」と
できる範囲で聞いてあげてください。
 
この「できる範囲で」がポイント♪
頑張りすぎなくていいですからね~♪
 
本日のメールマガジンは以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


この記事は2016年9月27日(火)発行のメールマガジンのバックナンバーです。
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このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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