2017年12月6日、日向市の
ホリスティックヒーリングガーデン美葵~みぃあ~を
お借りして、講座をさせていただきました。
きっかけは、県北にお住いの方が、
「足育の話が聞きたい」
「おむつなし育児の話が聞きたい」
というリクエストをくださったことです。
せっかくの機会ですので、
どちらも一緒にお話しさせていただきました。
『0・1・2歳の足育 & おむつなし育児講座』
~すこやかな足を育む子育てのポイント~
【歩く前こそ足育が大切】
☆歩くまでの1年は、
重力に逆らって体を起こし、
様々な姿勢で運動ができるようになる
力を育むために必要不可欠な時間
☆二本の足でまっすぐに立って歩くために
必要な力は3つ
【毎日の暮らしが足育タイム】
☆おっぱい
(1)縦抱き授乳の紹介
(2)横抱きなどの授乳姿勢では、
クッションなどを活用して
体がまっすぐになることを意識
(体を捻らない)
(3)おっぱいと寝かしつけを区別
(添い乳の姿勢は、体を捻りがち)
☆抱っこ
(1)左右が対象になること
(2)重力を感じられること
(3)抱きおこすときに声をかけること
抱き起こすときは、
「ねんねしようね」「だっこするよ」
などと声をかけてから、起こしてあげてください。
急に抱っこすると、
赤ちゃんがびっくりして、
体が緊張してしまいますからね。
また、首がすわってからは、
肩や肘を包んだり、手をつかませたりして、
体を起こすのをサポートするようにすれば、
上半身を支える筋肉を使う運動もできます。
☆おむつ・衣類
(1)こまめなおむつ交換&おむつはずし
なぜ、こまめなおむつ交換やおむつはずしが、
足育とかかわりがあるのか。
成人用の紙おむつ(素の状態&水を注いだ状態)をはいて、
歩行とハイハイをしてもらい、
その理由を体感していただきました。
諸事情により、写真はありません(笑)
(2)動きやすい服装
(上下別、サイズぴったり)
赤ちゃんは思いのほか、よく動きます。
つなぎの服よりも、Tシャツ&ズボンのように上下別の方が動きやすいです。
大き目の服を着せて、足先がズボンの中に入ってしまい、
足が滑ってハイハイがしづらそうな赤ちゃんもよく見かけます。
すぐに大きくなるので、大きめを着せたい気持ちは私も分かりますが、
健やかに運動能力を発達させていくために、
サイズぴったりの服を着せてあげたいですね。
また、おむつ交換や着替えの時などは、
寝返り遊びのチャンスです。
♪いもむしごーろごろ ひょうたんぽっくりこ
【靴の選び方・履き方】
・ファーストシューズを履く時期は、
ひとりで立ち上がり、手を放して
10歩進める頃でOK
・正常な歩行を妨げないものを選ぶため、
最低限3つのポイントをチェック
・固いアスファルトの衝撃から
足を守るもの(適度な弾力の靴底)
靴選びの話では、
サンプルのいろいろな子ども靴に触れてみて、
買ってよいもの、買わないほうが良いものを、
考えていただきました。
それでは、
講座を受けてくださった方の
ご感想を紹介いたします。
足育とおむつなし、
どうつながるのかと思っていましたが、
どちらも小さい子どもの発育や発達を
促すのに助けになる視点でした。
内容が分かりやすく、大人の体験する時間もとってもらって、良かったです。
授乳やおむつ、抱っこのしかたなど、今まで深く考えなかった日常の動作が、子どもの成長に関わっていくことにとても驚きました。
子ども自身がもつ力を伸ばすように、寝返りの促しなど積極的に行っていきたいです。
いますぐ使える知識を得ることができました。
遊びの中で様々な運動をすること、
足の甲の緊張をとる促し(なでる)に
取り組みます。
赤ちゃんの頃のおむつ換え、
オッパイのあげ方も発達に関わる事、
とても勉強になりました。
産後のお母さんの体についても、
なるほどーっ!!と思いました。
お母さんの靴選びについても、
私自身伝えていきたいと思いました。
子供と一緒に自分も楽しんで
遊んでいきたいと思います。
以上、ご感想の紹介でした。
このたびはリクエストをいただきまして、
本当にありがとうございました。
5名以上集まってリクエストをくだされば、
宮崎県内各地へ、このような形で講座にお伺いいたします。
「話を聞いてみたいけど、
子どもを連れて綾まで行くのは大変」という方、
ご友人の方々と一緒にぜひいかがですか?