鵜戸神宮

東京の祖父母の家へ行く長男を
宮崎空港まで送っていった帰り。
   
あまりの天気の良さに誘われて、
「鵜戸神宮」へ足を伸ばしてみました。

青い海と空。
真っ赤な門や橋。

この鮮やかなコントラストが
現実のものとは思えません。

絵画の世界に入り込んだようで魅了されました。

本殿は岩の中に建てられています。
岩から水が滴り落ちる様子が幻想的です。

ここで、私は心の奥から揺り動かされるような感動を覚えました。
本殿の奥に丸い鏡がぽつんと置かれているのです。
 
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この数日前に、私は「たまちゃん」こと
小玉宏さんの講演CDを聞いていました。
 
教育委員会勤務のたまちゃんが、
神様について調査する仕事に関わっていたときに
普段は見られないご本尊を見せて頂く機会がありました。
 
いったいどんなものだろうかと思っていると、
それは、ただの丸い鏡だったそうです。
    
たまちゃんは、神様について調査していくうちに
日本には、八百万の神々といわれるように
たくさんの神様がいて、
それぞれの神様は1人では何も出来なかったり、
いろいろと失敗をしたりすることを知ります。

日本の神様は、人間味のあふれる神様であるところに、
親しみや他の宗教との違いを感じていたのだそうです。
  
そして、ご本尊の鏡を覗いてみた瞬間、
たまちゃんは思いました。
 
自分の顔が映っている。
自分の顔しか映ってない。

「神様ってオレだったのか!」
  
     
本殿の丸い鏡を見た私は、
たまちゃんの話と同じ鏡がここにある、と驚きました。

賽銭箱の前に立つと、
鏡の中にぴったりと自分の顔が
納まって映っています。

「神様って、本当に自分自身の中にいるんだ」

鏡の中の私の顔を見た瞬間に、
新しい価値観がふっと深いところに落ちていきました。
 
神様は自分なんだから、
自分との約束を守ったり、
自分で自分が誇りに思える行動をすることが大事なんだ。

そういう思いが、じわじわと湧いてきました。

 
一緒にいた小1の娘を抱っこして、
鏡に顔が映るようにしてお参りをさせました。

「神様が映っているの見えたかい?」と聞くと、
「え〜?私が映ってたよ〜」と娘は言いました。

「神様は、あなたの心の中にいるんだよ」
と娘に話しました。

この体験が、心の奥の底のどこかに、
残ってくれるといいな、と思います。

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なお、鵜戸神宮は足育にもピッタリです。
  
石の階段によるアップダウンが、
たっぷりと楽しめます。

3歳の次男は「疲れた」と帰り道は半泣きになり、
なんとかアイスで釣って歩き切れたくらいです。

大人も子どもも、
太ももの筋肉の強化に繋がることでしょう。
 
ぜひ足にぴったり合うスニーカーを履いて、
お出かけください。

 
みやざき足育センター
 足育インストラクター 成田あす香  

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