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赤ちゃんからの「正しい座り方」で姿勢育て

健康な足を育てるために大切なのが姿勢。

食事やあそびの時など、日常の中で赤ちゃん・子どもを座らせる機会が意外とありますが、この「座らせ方」が体の発達に影響します。

もたれかかって座るのが当たり前になっていると、自分の体の筋肉で姿勢を保つ力が育ちません。

座る姿勢をとらせるときには、「正しい座り方」をイメージして子どもに関わってみてください。

正しい座り方をすると…

正しい座り方をすると、背筋が自然と伸び、姿勢が安定します。

そして、バランスよく体の筋肉を使って姿勢を保つことができ、体の一部に偏って負荷がかかることを防ぎます。

これにより、体が本来もっている力がしっかり発揮できるようになります。

たとえば、乳幼児の毎日で「座る」といえば、1日3回の食事がありますが、正しい座り方をすると「噛む力」が高まるそうです。(かかりつけの歯医者さんから伺ったお話)

正しい座り方のポイントは?

正しい座り方のポイントは、「腰」と「足裏」を意識してください。

まず、腰が床や座面に対してまっすぐ垂直に立っているか。

そして、椅子や大人の膝に座らせるときは、両足の足裏が床についているかを見てください。

もし、足裏が床についていなかったら、改めて腰がまっすぐ立っているか確認しましょう。

足裏が浮いてしまうときは、腰が垂直になっていないことが多いです。

また、右足はついているが、左足がついていないようなときは、腰が斜めになっていることが多いです。

足裏が床についていないときは、骨盤を左右に揺らしたり、いったん抱きあげて体を優しく揺らしたりして、腰を立てて座り直しましょう。

子どもを座らせるのにおすすめの椅子は?

子どもの椅子は、使っているテーブルの種類や、子どもの身長によって、合うものが変わります。

基本は「座面が固めで平らなもの」「足裏がつくように高さが調整できるもの」です。

記事の最後で、私がこれまでに使ってきた椅子類についてご紹介します。

必要な時はお役立ていただければ幸いです。

0歳からの「正しい座り方」で姿勢を育てよう

最近は腰が座る前の赤ちゃんから使える椅子などもあります。

どうしても手が離せない時に一時的に使う場面もあるかと思いますが、できるだけ自分で座る力を育てることを大切にしてほしいと、私は思います。

授乳・ミルクや離乳食のときなど、腰が座らない赤ちゃんを座らせたいときは、腰がまっすぐに立つように、足裏が着くようにサポートすること。

腰は手で支えるほか、椅子の背もたれにバスタオル・クッションを当てて支えることもできます。

足裏が床面につかない時は、折りたたんだタオルが足置き代わりにできます。

それから、腰をまっすぐに立てるには体幹の筋力が重要!

うつぶせ姿勢でのあそびや、寝返り・はいはいなどの全身を動かすあそびをたっぷりして、姿勢を保てる体の力を育てていきましょう。

3人の子育てで使ってきた椅子類をご紹介

ダイニングチェア

ダイニングチェアでは、座面の高さ調整と、足置き場の確保が必要です。

最初に使っていたのは、座板と足置きの高さが調整できる子ども用のハイチェア。

「トリップトラップ」が有名ですが、私はそれらしいデザインのノーブランドのものでした。

(この頃の私は椅子は大事だろうと思っていたものの、姿勢を育てる認識まではなかったので、ややもったいない使い方になってます)

[参考]

なお、子ども用のハイチェアでなくてもOK。

大切なのは、座面の高さ調整と、足置き場の確保をすることです。

普通の椅子を使い、硬めのクッションや束ねた新聞で座面を高くしたり、足置きになるものを別に用意したりして、対応ができます。

箱いす

座卓での食事には、木の板4枚を組み合わせて作られた箱いすを使っていました。

さくら・さくらんぼ保育の園でよく使われるということで「さくらんぼチェア」とも呼ばれています。

置く向きによって座面の高さが変えられ、椅子だけでなく机にも利用できます。

1脚目はネットで探して買いましたが、2脚目は夫が木材を買ってきてDIY。

今では、中1・小4の子どもがミニ本棚や飾り棚として使っています。

[参考]

風呂椅子、踏み台を代用

座卓での食事に、100円均一ショップに売っている小さな風呂椅子や、ナフコ(ホームセンター)に売っていた木製踏み台も使ってきました。

積み重ねできるタイプの風呂椅子は、数を重ねると座面が高くなります。

背もたれがないので、腰を立てて足裏をつける練習をしやすいところも良いです。

 

以上「赤ちゃんからの『正しい座り方』で姿勢育て」についてお届けしました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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