2021年6月6日、日本三大秘境の一つ「椎葉村」発のオンラインイベント「ごろごろオンラインかいぎ」にて、「やってみよう 親子でわらべうた遊び!」の講師をさせていただきました。
1時間にわたり、毎日の生活の中でできるわらべうたあそび、誰でも知っているわらべうたあそび、そして、椎葉村に伝わるわらべうたあそびを紹介しました。
「親子でわらべうた遊び!」内容のご紹介
朝起きるときにぴったりのわらべうた遊び
- ととけっこー
- おふねはぎっちらこ
- たかいたかい
「あそんでー」の声にぴったりのわらべうた遊び
- ねずみねずみ
- こりゃどこのじぞうさん
- けんぽろ
おやすみの前にぴったりのわらべうた遊び
- かたどんひじどん
- ぼうずぼうず
- このぶたちびすけ
誰でも知ってるわらべうた遊び
- なべなべそこぬけ
- だるまさん
- げんこつやまのたぬきさん
椎葉村でうたわれたわらべうた
- いちねんはいもじょ
- まゆげはとのさま
- でんでらりゅうばい
小4の息子をアシスタントに、画面の向こうでも親子で遊んでもらい、年齢に合わせた遊び方のアレンジや、体を育てるための動きのポイントなどをお話ししながら、進めていきました。
最後は、乳幼児期の運動の大切さと、わらべうた遊びで体を動かす良さをお話しして結びました。
主催者様の声をご紹介!
Facebookページに報告をご投稿いただき、
「お母さんたちから「楽しかった!」「体を動かして遊ぶことの重要さがわかった」「子どもとの時間を作ることが大事と感じた」といろんな声をいただいています。
と、ご感想をいただきました。
オンラインでどこまで楽しんでいただけるかが心配だったので、ほっと胸をなでおろしています。
Facebookページの投稿をシェアさせていただきます。
わらべうたは本来「地域で伝承されてきたもの」
宮崎県内でわらべうたのワークショップのご依頼をいただいたときは、その地域のわらべうたが残っていないかを調べて、プログラムに入れるようにしています。
「日本わらべ歌全集 熊本宮崎のわらべ歌」から椎葉村で採譜された曲を探してみると、なんと24曲も掲載されていました。
秘境と呼ばれるだけあって、伝承文化が色濃く残ってきたのだろうと思います。
本の末尾に伝承者のお名前と生年・生誕地が載っていて、見るとほとんどの方が明治生まれの方なのですが、唯一、昭和23年生まれの方がおられました。
この生年の方ならご健在かもしれないと思い、主催の方にお名前をお伝えしたところ、なんとお知り合いの方でした。
わらべうたは、あそびだけでなく、子育ての知恵、生きるための知恵、地域の生活文化がいっぱい詰まって、口伝えで受け継がれてきたもの。
わらべうたワークショップをしている私が言うのもなんですが、私が紹介したうたよりも、地域の方、家族や親せきの方がわらべうたを知っていたら、それを覚えてもらって、次世代に受け継いでほしいと思っています。
わらべうたワークショップが、そのきっかけになれば、うれしいです。
以上、2021年6月6日に講師を務めましたオンラインイベント「ごろごろオンラインかいぎ やってみよう 親子でわらべうた遊び!」のご報告でした。
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0歳からの足を育てる保育士
みやざき足育センター 成田あす香