2020年10月22日、宮崎県男女共同参画センターにて開催されている「子育てを楽しむ時間」にて足育講座をさせていただきました。
「お子さんと外出の際、『よく転ぶ』『転びそうになる』ところ見かけませんか?」のサブタイトルに合わせて、よく転ぶお子さんにありがちな「靴」の話や、転ばない&転んでも大きなケガをしにくい体の育て方についてお話しました。
(1)子どもの足が大人の足に成長・発達するまで
(2)靴の選び方
・サイズが大きすぎる靴、小さすぎる靴は転びやすい
・脱ぎ履きしやすい靴も転びやすい(例えば、ベルトのないスリッポンタイプなど)
・靴底が固すぎたり柔らかすぎたりする靴も転びやすい
(3)靴の履き方
・ベルトや靴紐は毎回締め直す。締め直さないと、脱げやすく転びやすい。
(4)あそびを通して「転びにくい体」「転んでもけがをしにくい体」を育てる方法
・「はいはい」のすすめ
・「ゆらすあそび」のすすめ(わらべうた「こりゃどこのじぞうさん」)
・凸凹、坂道など不安定な場所を歩いて
最後は、チャイルドシートや抱っこなど同じ姿勢が続いたあとや、たくさん遊んだ後におすすめの、体をゆるめるふれあい遊びで講座を結びました。
靴屋に行っても知ることができない知識
それでは、参加された方のご感想を紹介します。
靴を履かせて歩くとよくコケていたので、歩き方が悪いのかと思い参加しました。
靴を買う時は3つのチェックポイントを必ず確認しようと思います。
靴の選び方や履かせ方もなんとなくだったので、この機会に知ることができて良かったです。
靴屋に行っても知ることができない知識だったので、すごく良い機会でした。
(お子さんの年齢:2歳)
靴選びのポイントを知りたくて参加しました。
初めて靴を選ぶので本当に不安でしたが、今日の講演でそのポイントが分かり、とても勉強になりました。
靴の幅がメーカーによって違うので、その違いを知りたいです。
(お子さんの年齢:1歳)
靴の幅、メーカーによっても違いますし、一つのメーカーの中でも広め・標準・細めのものをつくっているところがあります。
中敷きを使ってサイズをチェックすると、長さだけでなく、幅が合っているかどうかも確認できるので、ぜひやってみてください。
(個別レッスンや親子クラスでは、足の長さと幅のサイズを測ったうえで幅が合いそうなメーカー等をアドバイスしています)
以上、宮崎県男女共同参画センターでの足育講座の報告をお届けしました。
宮崎県男女共同参画センターでは、偶数月の第4水曜日に「子育てを楽しむ時間」を開催されています。
また、11月には、宮崎キネマ館で上映される韓国映画「82年生まれ、キム・ジヨン」の保育付き上映の企画があります。
無料で一時保育をしていただけるうえに、割引価格の1200円で映画を観ることができます。( 11/18水・19木・21土・25水の4日間)
この映画のヒロインと同じように、私も結婚・出産を気に仕事を辞めて心がかなり不安定になった時期があったので、映画の予告を観ただけで涙涙…。
初めての子育てに奮闘しているお母さんに、この映画はおすすめだと思います。
どちらの企画も、詳細は宮崎県男女共同参画センターのホームページ、またはFacebookページをご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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100歳まで歩ける足を育てる保育士 みやざき足育センター 成田あす香
宮崎県内はもちろん、全国へ出張講座に伺います
・子育て支援センター
・幼稚園、保育園・保育所、認定こども園
・小学校、中学校(学校保健委員会、家庭教育学級など)
足育講座や足育ワークショップ(体験型の講座)、子どもの足の計測のほか、運動あそびやウォーキング教室も行っています。
詳しくは「出張講座」のページをご覧ください。