宮崎県小林市の子育て支援センター チポリーノ館にて、足育講座を開催しました。
小林市での足育講座は、2016年に子育て支援センター合同主催の講演会に伺って以来。
いつか講座をお願いしたいと考えてくださっていたそうで、「コロナが落ち着いてきて、一番先に講座をと思い、足育をお願いしました」と嬉しいお言葉を頂戴しました。
元気な足は、子どもの「あっちへ行きたい」「これやってみたい」の気持ちから体を動かすことで育ちます。だから、講座中の子どもたちは自由に動き回ってOK!
絵本「あしとくんとあしみちゃん」(日本足育プロジェクト協会監修)を通して、足育の概要を知るところからスタート!
「ふくすけさん えんどうまめが こげるよ はやくいって かんましな」
足に触れて、足を見て。赤ちゃんたちの足は、骨が小さく軟らかく、筋肉や腱も未熟です。
未熟な足を、健やかに発達させていくために、足に大きな影響を与える「靴」について、クイズで勉強。
運動あそびも兼ねて、回答は「抱っこギュー」「横抱きゆらゆら」「たかいたかい」で出しました。
足をしっかり包んで守ってくれる靴のポイントを学んだ後、実際の靴に触れて確認してみます。参加者の男の子が、アシスタントをしてくれました。
「この靴はどうかな?」
靴のサイズが合わないことで起こる足のトラブル、毎月のチェックが必要であること、サイズだけでなく履き方も重要であることも学びました。
それでは、講座の後にいただいた感想をご紹介します。
靴選びは大切なことは分かっていても、つい金額的に安い物を選んでしまうことがあります。
靴選びで大切な「かかとがしっかりしている物」を履かせるようにしたいと思います。
足の形に遺伝があることも知り、それを予防するように爪の切り方や靴選びを気を付けたいと思います。
足は大切と分かっていながらも、なかなか子どもの足をよく見ることもなく、くつ選びもデザインなどで選んでしまっていました。
くつも子どもが自分ではけるようになり、はかせてあげることもなくなってきて”早く”と声かけてしまうこともあったので、しっかりはけているか最後に見てあげたいと思います。
足を育てる大切さ、くつ選びの大切さを学ぶことができました。ありがとうございました。
足育を聞いて、足の事だけが大事ではなく、赤ちゃんの頃からの成長過程もとても大切という事を改めて知りました。
知らないことをいろいろと知ることができ、とても良い時間になりました。
くつの選び方、くつのはき方、家でやれる事を取り入れていこうと思いました。ありがとうございました。
主催の子育て支援センター チポリーノ館(こばと保育園)のブログでも、講座の様子をご紹介いただきましたので、ぜひご覧ください。
「足は大切だろうな…」「靴選びは大切だろうな…」と思っている方が多いものの、どう大切にしたら良いのか分からないので、大切にできないのではないか、と思います。
足育講座の中には、靴の選び方のポイント、サイズの確認の方法、靴の履き方と、今日からすぐに実践できることが満載。
ぜひ足・靴を大切にする生活を今日から心がけてもらえたらと思います。
足育講座の開催データ
・日時:2023.5.26(日)10:00~11:30
・主催:子育て支援センター チポリーノ館(宮崎県小林市 こばと保育園内)
・参加人数:大人8人 子ども8人 主催者2人
・講師:成田あす香