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高原町子育て支援センターにて足育講座

高原町子育て支援センターにて、足育講座を開催しました。

高原町での足育講座の開催は今回が初めて。

県内の子育て支援センターへお送りしている「足育かわらばん」をお読みになった保護者の皆様からのリクエストで講座の開催が決まりました。

 

足育講座の始まりには、いつも「受講にあたってのお願い」をしています。

その一つが「お子さんは自由に動き回っていてOK! ケガをしないようにだけ注意して見守って、話に耳を傾けていてください」ということ。

なぜかというと、足の健やかな発達のために最も大切なことは、子どもが「これ、やってみたい」「あっちにいきたい」と内から湧き上がってくる欲求で体を動かす(=自由なあそびを通して体を動かす)ことだからです。

このお願いのおかげで、皆さん安心して話を聞くことができると、喜ばれています。

私の方も、子ども達がのびのびといろいろな動きを見せてくれると、「この動きが足育になるんですよー」など、子ども達の”いま”にぴったりなお話をお届けできます。

 

クイズ形式で学ぶ「靴の選び方」については、驚きの声がたくさん上がりました。

教えていただいた感想の中から「今まで持っていた知識とまるで違った!」という内容を紹介します。

  • 履き口の広さは意識していなかった。
  • 合わない靴は中敷きで調整すればいいと思っていた。
  • 靴の選び方全部。
  • サイズ確認の間隔。
  • 靴は柔らかくて軽いものを選んでいました。
  • 軽い靴は足への負担が少ないと思っていました。
  • 靴のサイズの合わせ方と買うタイミング。
  • 靴選びで「かかとが大切」だということを知りませんでした。

靴は、足の健康や快適な日常に大きく影響するものなのに、どのように選べばよいのかを知る機会がないので、悩みや不安が多いですよね。

靴は軽くて柔らかいものではなく、足を支える力がある、しっかりしたものを選びます。

そうすると、ある程度の硬さと重さは出てきますが、きちんと靴を履く(毎回ベルトや紐で足に合わせて固定する)と、足に靴がついてくるので重さは感じにくいものです。

「子どもはもちろん、私自身の靴選びの参考にしたいです」というご感想も寄せられました。

 

講座の終わりには、親子でのふれあいの時間にもなる運動あそびをご紹介しています。

「足の小指が寝ている(曲がっている)のが気になる」というご質問がありましたので、足の指を1本ずつくるくる回すあそびを体験しました。

子どもの足は関節が未熟なので、優しく触れて、そっと回すのが大事なポイントです。

子どもの足の指の腹と、自分の手の指の腹を合わせるようにすると、寝ている指をまっすぐにして回しやすくなります。

おむつ替えのあと、寝る前など、タイミングを見つけてやってみてください。

足育講座の開催データ

・日時:2023.1.18(水)10:30~11:30
・主催:高原町子育て支援センター様(宮崎県・高原町)
・参加人数:大人11人、子ども11人、主催者2人

このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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