子どもの足の爪が折れる時はこの3つをチェック!
子どもの足の相談で意外と多いのが「足の爪が折れてしまう」「足の爪が割れてしまう」というもの。
薄くて柔らかい子どもの爪は、大人に比べて折れたり割れたりしやすいものですが、何もなく折れることはありません。
爪が折れたり割れたりする原因は、「何かが爪に当たっている」ということが多いです。
では、いったい何が爪に当たっているのか…?
よくありがちな原因が「靴」。
本日は、子どもの足の爪が折れる時にチェックしてほしい3つのポイントをお伝えします。
靴のサイズが合わなくなったのでは?
一番に考えられるのが「靴のサイズが合わなくなった」ということです。
3歳までの子どもの足は、1年に2センチくらいのペースで成長しますので、靴が合わなくなるのもあっという間です。
靴のサイズは0.5センチ刻みです。
それを1年に2センチの成長で単純計算すると、3ヶ月ごとに靴のサイズを替える計算になります。
しかし、春から夏にかけては、植物が大きく伸びていくのと同じように、体も一気に成長します。
足育クラスに通う子どもたちは、毎月、足の計測をしていますが、5月から6月の1カ月はそろって急成長しました。
特に、1歳児は4ミリから5ミリも足の長さが変わり、1ヶ月しか靴を履かずにサイズアウトになった子もいました。
「この靴、最近買ったばかりだけど…」という方も、お子さんの足が急成長しているかもしれません。
今すぐに靴のサイズを確認しましょう!
靴のサイズを確認するには、中敷を出して、その上に子どもを立たせます。
足の指の先端と中敷の先端の間のゆとりが、5ミリを切っていれば靴のサイズが小さくなってきていますので、次のサイズの靴に替えてください。
なお、靴が大きすぎても、靴の中で足が前にずれて、爪が折れることがあります。
靴のサイズが15センチ未満の場合は8ミリ、15センチ以上の場合は1センチを超えるゆとりがある場合は、靴が大きすぎるのが原因かもかもしれません。
中敷きを使ったサイズの確認のしかたが分からなくなった方は、こちらの記事をご覧ください。
靴をきちんと履いていないかも?
二番目に考えられるのが、「靴をきちんと履いていない」ということ。
お子さんが保育園、幼稚園に行かれている場合は、自分で靴を履かせてみて、ゆるみなく正しく履けているか確認しましょう。
次男が1歳半頃の経験なのですが、サイズは合っているのに、何度か爪が折れることがあり、原因を探っていました。
すると、保育園で先生に靴を履かせてもらっていたのが、自分で履くようになっていたことが分かりました。
しかし、1歳半ですから、まだ自分で靴のマジックテープをきちんと止めることができません。
だから、とりあえず靴の中に足が入っている、という状態。
それで、靴の中で足が前にずれて爪先が当たり、爪が折れてしまったようでした。
正しい靴の履き方については、こちらの記事でご確認ください。
靴の中や靴下は大丈夫?
三番目に考えられるのが、「靴の中のつくりの問題」や「靴下の縫い目が当たっていること」です。
爪が折れたわけではないのですが、娘が年長のときの靴選びでの出来事です。
中敷きで合わせるとサイズはぴったりなのに、履いてみると「親指の爪が当たる」という靴がありました。
靴の中に手を入れて、親指の辺りを探ってみると、縫い目が少し出っ張っているところがありました。
きっと、その縫い目が爪に当たってしまっていたのでしょう。
「爪が割れる」と相談に来られた方の足もとを確認していたら、靴下の縫い目の出っ張りが、爪に当たっていたこともありました。
足の爪が折れる時はここをチェック!
それでは、最後にポイントをまとめます。
足の爪が折れてしまうときは、爪に何かが当たっていないか、チェックしてみてください。
よくありがちなのが、次の3つです。
- 靴のサイズが合っているかどうか
- 靴をきちんと履いているかどうか
- 靴の中の縫い目や靴下の縫い目が当たっていないか
以上「子どもの足の爪が折れる時はここをチェック!」についてお届けしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。