靴の寿命はどのくらい?

大掃除をしていて、下駄箱にあるたくさんの靴、履いていない靴が気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「まだ履けそう」「いつか履くかも」と思うと、なかなか捨てきれないですよね。

本日は、そんな迷いの助けになればと思い、足育講座でもよく聞かれる質問「靴の寿命ってどのくらいですか?」というお話をお届けします。

靴の寿命は様々な条件が重なって決まる

靴の寿命がどのくらいなのかは、いろいろな条件が重なり合って変わってくるため、一概には言えません。

靴の寿命に関わる条件としては、次のようなものがあります。

・靴の素材
品質の良いものは、長持ちもしやすいようです。
そして、相談に来られる皆さんの靴を拝見していると、価格と品質は比例するところがある、と思います。

・歩き方
歩き方の癖が強いと、靴の劣化も早くなるようです。

・履いている頻度や時間
よく履く靴、長時間にわたって履く靴は、それだけ傷みも早いです。

・履いている環境
たとえば、硬い地面の上をよく歩く、濡れているところでよく履く、といった場合は、靴に与えるダメージも大きくなるでしょう。

・サイズの適合や履き方
靴のサイズが合っていなかったり、履き方が間違っていたりすると、靴に余計な負荷がかかります。
 
 

寿命かどうかを見極めるには

靴が壊れたり、穴が空いたりすれば、さすがに寿命だとあきらめもつきますが、それなりに履けるとなると、なかなか踏ん切りがつきませんよね。

でも、次のような状態の靴は、履くことで足の健康を損なう場合もありますので、寿命と判断して手放しましょう。

・靴底が減っている
靴底に減っている箇所があれば、そろそろ寿命と判断して良いと思います。

修理のできる靴なら、靴底を張り替えてもらう。修理のできない靴なら、その靴は手放しましょう。

靴底の減り方は、歩き方の癖が表れています。

かかとの内側が減る方、外側が減る方、つま先が減る方、左右で減り方が違う方。

そのまま履いていると、良くない癖を強めてしまうかもしれません。

・靴の履き口が広がっている

足を入れる部分が広がってしまっている靴は、足のかかとの骨を支える力が弱くなっています。

履き口の広がり方も、歩き方の癖を反映しています。

正しい歩き方ができるように、その靴はもう終わりにしましょう。

見た目は傷んでいない靴も要注意

冠婚葬祭用や登山などのレジャー用の靴など、普段あまり履かない靴は見た目は傷んでいないかもしれませんが、要注意です。

靴は、長い期間に渡って履かないでいると、接着があまくなり、久しぶりに履いた時に急に靴底が剥がれてしまうことがあるんです。

また、靴底がウレタン底の場合は、加水分解によって、靴底そのものが劣化するそうです。

足育アドバイザーの仲間でシューフィッターの遠藤睦代さんより、

「靴は、湿気に弱いのでなるべく履いてもらう事、湿気を吸わない保管所や、方法をお客様にはお話しています」

と教えていただいたことがあります。

たまに履いてあげること、そして、保管しておく場合には、しっかり乾燥させてから、風通しの良いところにしまうのが良いそうです。

靴を長持ちさせるには

足にぴったりの靴と出会うのは、意外と大変なもの。

だから、気に入った靴はできるだけ長持ちさせたいですよね。

最後に、靴を長持ちさせるためにできることをご紹介します。

・日頃よく履くタイプの靴は、2足以上用意してローテーションさせて履く

・靴を脱ぎ履きするときは、座って、両手を使って丁寧にする

・足にぴったり合うサイズの靴を履く

・歩き方の癖を直す

靴の履き方やサイズ、歩き方については、みやざき足育センターで学ぶことができますので、ぜひ講座や個別相談にお越しください。
 
 
それでは、すっきりと片付いた下駄箱で、気持ち良く新年を迎えられますように。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事は、メールマガジンで配信したコラムを加筆再編してお届けしました。

ご感想やご質問がありましたら、こちらまでお送り下さい。

みやざき足育センター 成田あす香

足を育てる暮らしの知恵をメールマガジンで配信中

子どもの足の発達を守り育む暮らしで、毎日の子育てを楽しく豊かに。
大人の足を育て直す暮らしで、ご自身の気になる体の不調を楽に。

体の土台「足」を育てて、家族の人生がより素晴らしくなることを願い、コラムや講座・イベントの情報をメールマガジンでお届けしています。詳しくはこちらのページをご覧ください。