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背負う・背負われる遊び「おもやのもちつき」

本日は「背負う・背負われる」動きが楽しめるわらべうた「おもやのもちつき」をご紹介します。

歌詞と遊び方

おもやのもちつき
いんきょのもちつき
いっとついて にとついて
てにつき あしにつき
いやぽーんぽん

2人組で背中合わせに立って腕を組み合い、お互いに相手を背中に乗せ合い、最後の「ぽーんぽん」は尻餅をつきます。

子どもと大人で遊ぶ場合は背負い合うのは難しいので、大人の背中に子どもを背負い、戻して、背負い、戻して…というように遊んで楽しめます。

まだ背丈の小さい幼児の場合は大人が床に正座する(上の写真)、背が大きくなってきた小学生の場合は大人が背もたれのない椅子に座る(上の動画)、といった感じで高さを調整するといいでしょう。

背負う・背負われる遊びが育む力

背負い遊びでは、背中に自分の体を委ねて、手足に力を入れずにバランスを取る力が必要です。

この力は、体の「前後のバランスを取る力」につながります。

前後のバランスが上手に取れると、「前に進む」「後ろに下がる」「立ち止まる」という体使いが自由自在にできます。

実は「止まる」というのも体にとっては運動の一つ。

もし、お子さんが「じっと立つ」「じっと座る」というのが苦手でモジモジ体を動かしていることが多いようなら、それは脊椎を上手に使う力がまだ足りていないからかもしれません。

ぜひ親子で背負い遊びを楽しんで、脊椎を上手に使う力を育ててみてください。

お子さんの体がこの遊びを必要としている時は「もう1回!」と何度もせがんで遊びたがりますよ。


(↑こういう本を読んでいます)
 

100歳まで歩ける足を育てる保育士 みやざき足育センター 成田あす香

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成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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