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三日坊主でも大丈夫!新しい習慣を身につけるコツ

新しい年の始まりに、今年の目標を立てたり、新たな挑戦を始めたりした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そして、早々に自分の変化や成長を感じている方もいれば、早々に三日坊主に終わってしまった方もいるかもしれません。

本日は「三日坊主に終わってしまった」という方に勇気が湧いてくるお話をお届けします。

人は誰でも三日坊主

人間の脳には、自分で意識できる部分「意識」と、意識できない部分「無意識」の2つの領域があります。

たとえば「新年の目標を立てよう」「今年は○○に挑戦しよう」というようなことを考えるのは「意識」の部分でやっていること。

「意識」の部分が新年の目標を立てている頃、「無意識」の部分は呼吸をしたり心臓を動かしたりなど、私たちの生命の営みを司る働きをしています。

「無意識」の最も重要な仕事は、生命を守るために心身の状態を維持すること。

この「無意識」の部分の働きが占める割合は諸説あるものの、少ないものでも90%、多いものでは98%と言われています。

「意識」の部分で新しいことを始めようと思っていても、「無意識」の部分はなんとしても今までの状態を維持したい。

例えるなら、あなたの脳が100人の小人の働きで動いているとして、今と同じままでいたい人が98人、新たな挑戦をしたい人はたったの2人。

このような状況で新しいことを始めるのは、とても大変なことですよね。

新しいことが続けにくいのは脳の働きによるものですから、実は誰でも三日坊主で当たり前なんです。

(写真AC)

三日坊主な人とそうでない人の違い

とはいえ、三日坊主に終わらず、決めたことを続けるのが上手な人もいます。

三日坊主な人と、そうでない人の違いはどこにあるのでしょうか?

三日坊主に自信のあるあなた。

もしかして、2日、3日で挫けてしまった自分に「またできなかった…どうして私は…」と思っていませんか?

一方、三日坊主でない人は、実際は三日坊主だったりしてもクヨクヨせず、再チャレンジを何度でも繰り返しています。

三日坊主は脳の働きで起こってしまうもの。

誰でも三日坊主で当たり前なんだから、途中で挫折したって、そこから復活して継続すればいいんです。

やった日数は間違いなく積み重なっていきますし、結果として長く続いていれば、着実に自分の力になります。

三日坊主から何度でも復活して継続を重ねていくには、「記録」をつけておくことをお勧めします。

「決めたことをやった日はカレンダーに○をつける」というような簡単な記録でOK。

〇の数が増えていくことで自分のがんばりが客観的に分かり、トータルでどれくらいやったのか把握できるので、自信がついてきます。

一日坊主から三日坊主に成長するコツ

中には「私は三日坊主どころか一日坊主に自信あり!」なんて方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方でも、今までとやり方を変えれば、決めたことが続けられるようになってきます。

一日坊主のあなたは、きっとすごく行動力があって、やると決めたらすぐに大きな一歩を踏み出すものの、次の日はもうやらなかった…ということが多いのではないでしょうか。

新しいことが続けにくいのは、「無意識」ができるだけ現状を維持しようとする働きによるもの。

だから、一歩を大きく踏み出すほど、「無意識」が現状を変えさせないように働いてしまいます。

一日坊主に終わらないコツは、「無意識」を驚かせないように、できるだけ少しずつ丁寧に始めること。

たとえば、毎日ストレッチを始めようと思っているなら、最初からフルコースのメニューをこなそうとしない。

1日目はたった1種類「アキレス腱を片足3回ずつ伸ばす」を心を込めて丁寧にやり、それを3日間続けることを目指します。

それでも3日目頃には、「忙しいから今日はやめておこう」なんて思考が必ず浮かんできます。

そんなときは、「片足1回ずつでいいからやろう」とさらにやることを絞り、その1回を足の感覚を味わいながら丁寧にやります。

3日目の後にも何度か挫けそうなことが起こりますが、そのときも「少しずつ」「丁寧に」を心がけてやってみてください。

1か月も続くと「これがあたりまえ」と認識されるようになり、続けるのがぐっと楽に、楽しくなってきます。

新しい習慣を身につけるのにおすすめの本

本日お届けしたお話は、私が講座や本で学び実践した経験、そして、みやざき足育センターの大人の足育プログラムに参加した皆さんと学び合ったことを、ギューっと凝縮した内容です。

私が参考にしてきた本をご紹介しますので、新しい習慣を身につけられるようになりたい方は、ぜひ読んでみてください。

・思考は文字化すると現実化する
(著:横川裕之 出版:WAVE出版)

・心のブレーキの外し方
(著:石井裕之 出版:フォレスト出版)

・続ける習慣
(著: 古川武士 出版:日本実業出版社)

・やめる習慣
(著: 古川武士 出版:日本実業出版社)

・目標達成ノート STAR PLANNER
(監修:原田隆史 出版 : ディスカヴァー・トゥエンティワン )

この記事は、メールマガジンで配信したコラムを加筆再編してお届けしました。

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100歳まで歩ける足を育てる保育士
足育アドバイザーⓇ 成田あす香

このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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