NPO法人日本足育プロジェクト協会主催の
足育アドバイザースキルアップ研修を受けてきました。
今日は、子どもの足の発達と女性の健康を靴からサポートする会員制サロン、
京都の「フラウプラッツ」の伊藤笑子先生から学んだ子供の靴選びのお話です。
丸1日の講座で、話の内容が盛りだくさん!
ここで学んだ内容は、
少しずつ足育講座や足育リズム教室でお伝えしていくことにして…
今回一番学んだことは、
「歩いたときに履き口が開かない靴を選ぶこと!」
ということです。
踵から着地してつま先の方に足裏の重心が移動していくときに、
靴の履き口が開いてしまう靴、というのがあるんです。
実際に手に触れて確認すると、確かに…!!
こういう靴だと、
歩いているときに足首が安定しにくいため、
歩き方が不安定になってしまうのだそうです。
子供のモデルに来ていただいて、
靴選び・フィッティングの実習があったのですが、
裸足で歩いている様子、
履いてきた靴で歩いている様子、
そのお子さんの足に見立てた靴で歩いている様子、
あまりの違いに驚きました。
足と靴のフィッティング性が高い靴だと、
裸足よりも安定した歩き方になる!!
逆に、足と靴のフィッティング性が低い靴だと、
つまづいたり、歩くのを嫌がったりして、
たくさん歩けない!!
私たちがイメージする「幼児らしい歩き」が、
伊藤先生が見立てられた靴を履くと、
足がまっすぐに前に出たり、
足が上に上がりやすくなったり、
成人の歩き方に近い安定した歩き方になります。
靴一つでこんなに変わるとは…
予想を超える違いに、本当に驚きました。
もし、こんな靴を履いたら…と、
我が子のことが思い浮かびました。
1人1人の足を考えた良い靴を選んでいるつもりですが、
歩き方や姿勢にそれぞれに癖があり、
どうしたら良い方向にできるのだろうと常に考えています。
こちら、うちの3人の子ども達なのですが…
小学校1年の娘は、
腰が大きく反ってお腹が出た姿勢だったり、
足のアーチが育っていなかったり、
歩き方は、膝下を外側に跳ね上げるような感じだったりします。
伊藤先生が紹介してくださったような靴を履いたら、
足の内側がしっかり立って、
まっすぐ足を運びやすくなるだろうな〜。
3歳児の次男は、
最近内股歩きが激しく、靴は左右逆に履くのがお好み。
発達過程によるものと見守っていましたが、
靴を左右逆に履くと、
踵が内側に倒れ込むのを防いでくれる。
だから左右逆に履きたいんだと気づきました。
でも、つま先のデザインは合わなくなるから、
親指の爪が折れてしまった〜(苦笑)
===靴選びのチェックポイント===
1)甲の高さが調整できること
2)つま先は広く、厚みがあること
3)つま先が少し反り上がっていること
4)かかと部をしっかり支えること
5)足が曲がる位置で靴も曲がること
6)適度に弾力のある靴底
これからの足育講座では、
今まで足育講座でお伝えしていた6つのポイントに加えて、
こちらもプラスします!
7)靴の履き口が開きにくいこと
靴の履き口が開きやすい靴か、開きにくい靴か、
靴屋さんの店頭で簡単に見分ける方法があります。
その方法は…
言葉でお伝えするのは難しいので、
足育講座や足育リズム教室でお見せします♪♪
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
NPO法人日本足育プロジェクト協会認定足育アドバイザー
みやざき足育センター代表の成田あす香でした。