日本足育プロジェクト協会の勉強会で、
アシックススポーツ工学研究所を見学させて頂きました。
今日はレポートの第2弾、
【スポーツシューズを、普段履きにしたり、
練習の行き帰りに履いてはいけません】です。
アシックススポーツ工学研究所内は、
試作した靴のテストをするために人工芝と天然芝の庭、
2種類のトラックとアスファルトのフィールドが作られています。
芝も、人工芝と天然芝でずいぶん感触が違うんですね。
私は、綾のサッカー場で子供の保育園の運動会などがあるので、
天然芝は経験していますが、
人工芝って天然芝よりも柔らかいのね〜と驚きました。
次に青色のトラック、赤色のトラック、
アスファルトの上を歩いてみました。
2種類のトラックでも青色のトラックの方が柔らかく、
こんなに違いが感じられるものなのね〜と驚き。
そして、次にアスファルトの上を歩くと…
うわ〜ものすごく固い!!!
あまりの固さに驚きました。
こんなに固い道路の上を、
いつも私たちは歩いているんですね。
DVDを見たり、施設内を案内していただく過程で、
競技特性に応じた靴を作っていると伺いました。
サッカーの靴なら
芝生の上で最高のパフォーマンスが出せるように、
短距離を走るための靴なら、
トラックの上で最高のパフォーマンスが出せるように、
作られているわけです。
その靴のまま、固いアスファルトの上を歩いたら…
足が地面から受ける衝撃はとても大きいですね。
履いている時間や頻度にもよりますが、
足の故障の原因にも繋がる可能性があります。
足の故障が原因で、
子供の可能性がつぶれてしまったり、
好きなスポーツすらできなくなってしまったりしたら、
とても悲しいですよね?
私はスポーツがめっちゃ苦手なので、
そういう経験はないのですが、
小学校3年生の頃に膝が痛いのを「成長痛です」と言われ、
1年間体育を休んだ経験があるので…
足のトラブルで辛い思いをする子供はなくしたい。
スポーツシューズは、
競技に合うように作られた靴だから、
日常に履いたらいけないということは、
今までにもお話していましたが、
足の裏に触れる地面の固さの違いからも、
スポーツシューズを普段履きにしたり、
練習の行き帰りに履いたりして、
アスファルトの上を歩いてはいけないと、
足の裏にかかる衝撃の強さから実感しました。
子供の練習や試合に一緒に行く時は、
競技をするフィールドと、
道路のアスファルトの両方を歩いてみて、
固さの違いをぜひ確認してくださいね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
みやざき足育センター代表
足育アドバイザーの成田あす香でした。
写真を提供してくださった
玉島代表、高階アドバイザー、ありがとうございます。