児童発達支援事業所「つくし園」にて足育講座

10月18日(金)、つくし園(宮崎県宮崎市)にて足育講座をさせていただきました。

つくし園は、発達に心配のあるお子さん(未就学児)が保護者と一緒に通う子育て支援施設です。

体に障害のあるお子さん、成長がゆっくりのお子さんが通っていて、歩行を助けるための靴・足底板を作っているお子さん、作業療法・理学療法などを受けられているお子さんも多いです。

つくし園の先生より「日頃、お母さん方がお子さんにできる手立てを教えてほしい」というご要望をいただき、

・毎日の生活の中で気軽にできて体づくりと親子のコミュニケーションにつながる簡単な遊び
・靴のサイズチェックのしかた・履き方
・子どもの足と運動機能の発達の流れ
・子どもの発達を守るための靴選びのポイント

について、お話しさせていただきました。

体幹の力を育てる「手押し車」のあそび

毎日の生活の中で気軽にできる遊びのひとつに、「手押し車」をご紹介しました。

体幹の力が弱いと、上半身をまっすぐに支えておくことが難しく、股関節や膝、足にかかる負担が大きくなったり、落ち着いて座ることが大変だったりします。

体幹の力を育てるのに有効と言われているのが、手で体を支えて移動する動きで、この日は手押し車を「だるまさんがころんだ」の節に合わせてしました。

日頃の生活の中に、このような動きを取り入れて続けていくには、毎日必ずすることにセットにし、子どもに「楽しそう、やりたい」と思う誘い掛けをするのがコツです。

たとえば、車が好きな子だったら、歯磨きのときに「洗面所までブルドーザーで行こう♪」というように、「ごっこ遊び」に見立てるのもいいですね。

足底板を作っていても、靴の中敷きは取っておいて

遊びの後は、親子で靴のサイズチェックと履き方の練習。

靴の中敷きを使ったサイズチェック法を練習したのですが、足底板を作られている方は、もともとの靴の中敷きは処分してしまっているということが分かりました。

足底板は、靴に合わせて作られていると思いますが、靴とぴったり同じかどうかは分かりません。

靴の中敷きがあれば、靴のサイズが合っているかどうかのチェックができますので、足底板を作られた場合でも、念のために靴の中敷きは残しておいた方が良さそうだと思いました。

「理学療法士さんが言っていたことが分かった」

講座の後半は保護者の方のみを対象に、0~6歳までの足の成長と運動発達と、靴を選ぶ時のチェックポイントをお話ししました。

質問や相談も活発で、とても学びの多い講座でした。

参加された皆さんのご感想を紹介いたします。

・靴の選び方がとても分かりやすく、普段でも買う時に悩んでいたので良かったです。
 
・兄弟それぞれの靴をもう一度見てみます。大人でも足の疲れ方が違うので自分に合った靴を買ってみようと思います。

・上半身の運動、靴の履き方、靴選び、やってみます。

・全ての内容にあっとおどろき、あっ、しまった! 間にあうか? という気持ちでしたが、今やれることをやってみます。

・足育講座があると知ってずっと待ち遠しかったので、靴の選び方や体をゆるますことが大事な事、いろいろなお話がきけてとても良かったです。

・いつも同じ方向(子どもの右隣)で食事をしていたので、いろいろ変えていきます。はいはいの大切さがよく分かり、1歳頃に理学療法士さんが言っていたことが分かりました。

次に、主催のつくし園の先生のご感想を紹介いたします。

親子でのふれあい遊びに始まり、リラックスできたようです。
子どもの靴の履かせ方やサイズ選びなど、改めて知ることも多く、勉強になりました。
お話も分かりやすく、皆さん理解が深まったと思います。ありがとうございました。

皆さんも聞きたいことがいっぱい、私もお伝えしたいことがいっぱいで、まだまだ時間が欲しかったところですが、まずは今日の内容を日頃の関わりの中に活かしていただき、お子さんのよりよい発達につながることを願っています。

本日は、10月18日(金)につくし園(宮崎県宮崎市)にて行いました足育講座についてご報告させていただきました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事についてのご感想やご質問がありましたら、こちらまでお送り下さい。

みやざき足育センター 成田あす香

宮崎県内はもちろん、全国へ講座に伺います

子育て支援センター、幼稚園、保育所、認定こども園、学校などへ出張し、赤ちゃんから大人までの足育講座、親子あそびのワークショップなどをお届けしています。
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