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歩くまでの運動発達と日々の心がけ(大田原にじ色こども園の子育て支援事業)

太田原にじ色こども園 (宮崎県東諸県郡国富町)の子育て支援事業に月1回お伺いしています。

2019年7月18日は、歩くまでの運動発達のお話と、日々の子育ての中での心がけや遊びの紹介をしました。


音楽に合わせて足育体操をした後、一つ一つの動きの意味や、どんな力を育てているかを詳しくお話しました。

写真の「たかいたかい」では、いま体が置かれている状況に合わせてバランスをとって姿勢を保つ力や、重い頭をまっすぐに支えておく力が育ちます。

これらの力は、歩くようになってから、転びそうになった時にバランスをとる力、転んでしまっても反射的に顔を上げて大きなケガを防ぐ力につながります。


生まれてから歩き出すまでの運動発達について、次の内容がどの順番にできるようになるか、カードを並べ替えて考えたあと、実際にその運動をやってみました。

「おすわりをあせらない」「歩くのをあせらない」ことの大切さを実感していただけたようです。

参加された方のご感想です。

最近つかまり立ちや伝い歩きをするようになったけど、つかまり立ちはあまりしなくても良く、はいはいの方が大事と聞いたので、はいはいを積極的にさせようと思いました。

実際にずりばいを体験してみて、想像していた以上にずりばいが大変で体力を使ってびっくりしました。

(9カ月の男の子を連れて参加のお母さん)

 

体操や子どもと一緒にずりばいやはいはいの練習など、家でできることはやっていこうと思いました。

(6カ月の女の子を連れて参加のお母さん)

 

緊張をといてあげる体操と、抱っこの際はまず、自分の勝手の悪い方から抱っこをして、左右差を少しずつなくしたいです。

気になっていたことが聞けて「なるほど!」と納得しました。楽しかったです!

(11カ月の男の子を連れて参加のお母さん)

 

一緒に寝転んで遊びます。また参加したいです。

(5カ月の女の子・5カ月の男の子を連れて参加のお母さん)

主催の先生のご感想です。

寝返りやうつぶせなどの積極的なはたらきかけも大切なことが分かりました。

保育の中でも充分行い、発達を促していきたいです。

太田原にじ色こども園での「足育」、次回は8月22日(木)10時~11時です。

お申し込み・お問い合わせは、主催の大田原にじ色こども園へお願いします。

みやざき足育センター 成田あす香


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成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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