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「やりたい!でも、まだできない」のサポートは、子どもが自分でする姿をイメージ

4月16日の足育クラス「あしか」は、綾町の馬事公苑で活動を行いました。

4月の1週目に、同じ馬事公苑で活動したときに、活動テーマ「移動運動技能の向上につながる遊びを見つける」を意識して遊んでいたのが、2週間経って目に見える成長につながっていました。

おうまさんのスプリング遊具に「よじ登る」

前回は、おうまさんのスプリング遊具に乗りたいけれど乗れそうになく、抱っこして乗せてと子どもが訴えるのを、お母さんが機転を利かせてひざを踏み台にしました。

すると、手がうまの背中に届くようになったので、そこからよじ登って乗ることができました。

それがこの日は、うまについている持ち手に手を伸ばし、ひとりでスッとよじ登っちゃいました。
よじ登って乗った経験があったから、「きっとここにつかまれば登れる」って思ったんでしょうね。

足育クラスでは、お母さん方に「最後は子どもが自分でする姿をイメージしたサポートをしましょう」といつもお伝えしています。

2週間前、この写真のお母さん(みわちゃん)は、自分の足を踏み台にしてIちゃん(1歳8ヵ月)が一人でよじ登れるように手伝いました。

私には思いつかないアイディアだったので「いいサポートでしたね」と後でお伝えしたところでした。

もし、こういうときに、抱っこして乗せていたとしたら、きっと今日もまた抱っこになっていたでしょう。

子どもの「やりたい! でも、まだできない」という状況に、大人はどう手を貸すか。

その大切さを改めて教えてもらった出来事でした。

端午の節句にちなんだわらべうたで「走る」

クラスの始まりと終わりには、端午の節句にちなんで、「よもぎじょうぶのしりたたき」というわらべうた遊びをしました。

5月の節句の頃に、ヨモギとショウブの葉を束ねたものでお尻を叩き合う鬼ごっこのような遊びの風習があるそうで、これには邪気を祓うと意味合いがあるようです。

「走る」という動きにつながっていくので、足育クラスでは毎年この時期に遊びの中に取り入れています。

メロディーはこちらです。本当に簡単なうたなので、お子さんと楽しんでもらえたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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みやざき足育センター 成田あす香

親子足育クラス「あしか」について

少人数で、子どもの発達のみちすじを感じながら、子どもの体を育てるあそびと暮らしの知恵を学ぶ、親子で通う保育園のような教室です。

わらべうた遊び、さくら・さくらんぼのリズム、公園や綾の自然の中での外遊びなどを行っています。

産後・育休中の親子時間を楽しみたい。
わが子のペースを大切に、子どものそばで成長を見守りたい。
そんなお母さんと子ども達をお待ちしています。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

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成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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