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佐土原地域子育て支援センターにてパパ参加の足育講座

お読みいただきまして、ありがとうございます。

みやざき足育センターの成田あす香です。

7月7日、佐土原地域子育て支援センター(宮崎県宮崎市)にて、
パパ参加講座の一環で「乳幼児期の足育」について、
お話をさせていただきました。

子育て支援センターなどで行う少人数の講座
(参加人数が10組位まで)では、
講座の始めに「知りたいこと」を教えていただき、
それにお答えしながら講座を進めています。

今日は、講座の始めにいただいた「知りたいこと」の中から、
2つをご紹介しながら講座の報告をさせていただきます。

Q.初めて靴を買うタイミングはいつ?

ファーストシューズは、家の中で10歩、
安定して歩けるようになってからでOKです。

早く靴を履かせすぎると、
足のトラブルを起こす心配があります。

靴を履く目的は「足を守ること」。

特に「アスファルトやコンクリートなどの、
硬い地面から受ける衝撃を和らげるため」
という目的が大きいです。

だから、歩けるようになって、
このような場所も歩くようになったら、
必ず靴を買って足を守ってください。

一方で、芝生の土の上や砂地など、
やわらかい地面の上は裸足でも遊べますので、
10歩を歩けるようになったからと言って、
慌てて靴を買いに行かなくても大丈夫です。

Q.子どもがО脚・内股にならないために気を付けることは?

お子さんをО脚・内股にしないためには、
まずは、0歳のうちに「うつぶせ」「ずりばい」
「はいはい」でたくさん遊ばせてください。

そして、地球の重力に抗って
上半身をまっすぐに保っていく筋肉を、
しっかりと育てていってください。

そこで、ちょっと気を付けてほしいことが、
赤ちゃんの「おすわり」です。

最近、よく見かけるのですが、
「はいはい」ができる前の赤ちゃんを、
何の気なしに「おすわり」の姿勢に置いてしまう
お父さんお母さんがいらっしゃいます。
 
本来は、はいはいができない赤ちゃんは、
自分でおすわりをすることができません。

赤ちゃんが、
自分でおすわりの姿勢をするためには、
次の姿勢の経過をたどります。

うつぶせ
 ↓
手のひらをついて顔と胸をあげる
 ↓
膝をついてお尻をあげる(はいはいの姿勢)
 ↓
お尻の位置を足先の方へずらす
 ↓
片方の脚をぬいておすわりへ

おすわりをするためには、
はいはいの姿勢を通るのです。

ということは、はいはいができなければ、
自分の力ではおすわりができないということ。
 
逆の流れから見ると、
はいはいができない赤ちゃんを
おすわりさせてしまうと、
もう自分の力では姿勢を変えることができません。
 
そうして、はいはいの機会を失ってしまう。

すると、おすわりの姿勢から、
テーブルなどを使ってつかまり立ちを覚え、
伝い歩きを覚え、
だんだんと手を離して立ち、
歩くようになっていきます。

しかし、上半身を支える筋力が充分に育っていないので、
脚に体重の負荷が過剰にかかってしまい、
О脚・内股に繋がってしまうことがあります。

ですから、О脚・内股を防ぐために、
今のうちに、うつぶせ、ずりばい、はいはいをたくさんして、
上半身を支える筋力が充分に育っていくように、
家での遊び方をいろいろ工夫してみてください。
 
 

「足ばかりでなく、上半身を鍛えることが大切だとは意外でした」

それでは、ここからは、講座を受けられた方のご感想を、
ご紹介させていただきます。

積極的にうつぶせをして、つま先を使ってずりばいをする遊びをしていきたい。
足育と言っても、足ばかりでなく、上半身を鍛えることが大切だとは意外でした。
はいはいをたくさんした方がいい理由が分かって良かったです。

子どもの靴選びは、デザインや見た目にとらわれず、ポイントをしっかり押さえたものを、時期を焦らず選びたいです。
(10か月のお子さんのお母さん)

はいはいが大事だと小児科の先生に言われていたけど、
О脚や内股にも通じるのだと知って驚きました。
家ではいはいなどを取り入れた遊びをやってみます。
(4歳・2歳・0歳6カ月のお子さんのお母さん)
足育の大切さや子どもの足の成長について理解できました。
家でうつぶせやずりばい、はいはいを積極的にさせようと思います。
(10か月のお子さんのお父さん)
靴を履かせる時期が「自分で10歩歩けたとき」ということを初めて知りました。
ふれあい遊びをやってみます。
(11か月のお子さんのお父さん)


講座の最後には、ふれあい遊びをいくつかご紹介しました。

お父さんが参加されているので、
ちょと親の腕力が必要な遊び
「たかい たかい たかい」をしました。

最近は「揺さぶられっこ症候群」が知られるようになって、
「高い高いをしたら危ないのでは」と
心配するお父さんお母さんもいらっしゃいますが、
ご紹介した遊び方は、
岩手県遠野地方の伝承を広めている阿部ヤヱさんの本によるもので、
勢いをつけて高く上げてストンと落とす遊びとは違います。

そのやり方とは…

(1)赤ちゃんの脇を手でしっかりと支えて抱き上げる
(2)赤ちゃんと目を合わせたままで、ゆっくりと赤ちゃんを持ち上げる
(3)自分の頭より高い位置で赤ちゃんをキープして、
 「たかい たかい たかい」と声をかける
(4)赤ちゃんと目を合わせたままで、
 ゆっくりと赤ちゃんを胸の位置まで下ろしてくる

高い位置からお父さんの顔を見下ろす赤ちゃんは、
頭を支えるための筋肉を使います。
足が浮いた状態で体のバランスを保つ力も育ちます。

赤ちゃんがはいはいできるようになったら、
ぜひこの遊びをやってあげてください。

大好きなお父さんにしっかり抱いてもらって、
しかも、いつもは見上げているお父さんを
上から見下ろすのが楽しいのでしょうね。

子ども達はとても嬉しそうでした。

お父さん方も、
とても明るい笑顔になられていました。 

 
今日の機会を用意してくださった
佐土原地域子育て支援センターの先生方と、
大雨の中にも関わらず足を運んでくださった皆様に、
心より感謝いたします。

お読みいただき、ありがとうございました。
ご感想やご質問がありましたら、こちらまでお送り下さい。

☆お知らせ☆
子育て支援センター、幼稚園、保育園、子育てサークル等へ足育講座に伺っております。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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