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靴を正しく履くと歩き方が変わります

お読みいただきまして、ありがとうございます。

みやざき足育センターの成田あす香です。

今日は、宮崎日日新聞で毎週日曜日に連載中のコラム
《からだの土台「足育」》からお届けいたします。

間違った靴の履き方は、足の変形も招くことをご存じですか

靴には、正しい履き方があることを知っていますか?

間違った履き方は、転びやすいだけでなく、
足指や爪の変形が起きることもあります。

間違った履き方とは、
靴を履いた後につま先でとんとんと地面を打つようにしたり、
面ファスナーをつけたまま履いたり、
かかとを踏んで履いたりすることです。

靴を正しく履くだけで、内股にも変化が表れた

一方、靴を正しく履くことで、足の働きがよくなることもあります。

「内股が気になる」と個別相談に来られた4歳の男の子の事例では、
履き方を直しただけで、足のつま先がまっすぐに近い向きになりました。

また、正しい履き方をすると、靴が傷んでよれよれになるのも防ぎます。

正しい靴の履き方

正しい靴の履き方は、

(1)どこかに腰かける

(2)靴の面ファスナーを外して足を入れ、
 かかとを地面に軽く打つようにして、足と靴のかかとの位置をそろえる

(3)面ファスナーの端を足の小指側から持って引き、
足と靴が一体になるように丁寧に留める。

小さな子どもには、
「かかとをとんとん」「ベルトをギュー、ペタン」
と声をかけながら履かせてあげましょう。

3歳までに靴の履き方を身につけよう

「三つ子の魂百まで」と言いますが、
幼少の頃に身につけた癖を後で直すのは大変です。

だからこそ、ファーストシューズから3歳までの間に、
正しい靴の履き方を身につけさせましょう。

毎日の歯磨きで虫歯予防するように、
いつも正しく靴を履くことが、
ずっと健康な足でいる秘訣です。

もちろん、お母さんも正しい靴の履き方を心がけてください。
 
 

親が靴を履く手本を見せよう

産後の女性の足は、
出産をスムーズにするホルモンの影響で関節がゆるみ、
産前産後の運動量低下で筋肉も落ちているので、
骨格が崩れやすい状態といわれます。

子育て中のお母さんこそ、
ひもを締め直して靴を履き、大切な足を守っていきましょう。

また、子どもは親に教えてもらったこと以上に、
親がしていることをよく覚えます。

お母さんが正しく靴を履くことは、
なによりの教育でもあります。

(みやざき足育センター 成田あす香)

お読みいただき、ありがとうございました。
質問やご感想がありましたら、こちらまでお送り下さい。

このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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