PR

靴選びに失敗しないコツは、中敷きでのサイズチェック&お店の中での試し歩き

お読みいただきまして、ありがとうございます。

みやざき足育センターの成田あす香です。

今日は、先々週の足育講座を聞いて、
すぐに靴を買いに行ってくださったお母さんからの
質問を紹介させていただきます。

Q.買ったばかりの子どもの靴が脱げるのはなぜ?

   
1歳半の息子の靴のことで相談させてください。
  
靴屋さんで足の長さを測ってもらって、
新しい靴を買いました。

でも、遊んでいると
靴がすぐに脱げてしまいます。
  
なぜでしょうか?
大きすぎたんでしょうか?

  
   

A.靴が脱げやすいときは、3つのポイントを見直して

  
買ったばかりの靴が、
すぐに脱げてしまうんですか。

お店の方に測ってもらったのに、
「なんで?」と思いますよね。

実際に靴を履かれているのを見ないと、
原因は分からないのですが、
これまでの経験から、
3つの原因が思いつきました。

(1)足の長さに対して、靴が大きすぎる

(2)足の長さはあっていたけれど、
 足の幅が靴に合っていない

(3)足のかかとの大きさと、
 靴のかかとの大きさが合っていない

それぞれ、チェックする方法を
お話していきます。

サイズの合わない靴を買わないために「中敷き」を使って

  

靴が大きすぎたり、小さすぎたりしないかを
見分けるためには、中敷きを使うと便利です。

誰にでも比較的、見分けやすい方法です。

靴から中敷きを抜いて床に置き、
その上に足を乗せます。

靴のつま先には、
足の指の厚みの分だけ余裕を取る必要がありますが、
それがちょうど良いかどうかを見てください。

1歳半でしたら、靴のサイズは14.5cmより小さいですよね。

つま先には、足の指の厚みの分の余裕が必要で、
指先と中敷きの先に8mmの余裕をとるのが目安です

続いて、足の内側と外側を見てください。
はみ出したり、余ったりしていない、
ちょうど良いサイズを探してみてください。

 

 

靴の長さや幅が足に合っているようでも、
足のかかとの大きさと、
靴のかかとの大きさが合っていないことがあります。

確認するために、
靴を履きなおしてみましょう。

靴に足を入れたら、
かかとを地面に軽く打つようにして、
足と靴のかかとの位置を揃えます。

次に、面ファスナーの端を
足の小指側から持って引き、
足と靴が一体になるように丁寧に留めます。

この状態のまま、
靴と足首の間に指を入れようとしてみてください。
 
もしも、指が入るようなゆとりがあれば、
それは足首がゆるすぎるということです。

靴選びに失敗しないコツは、お店の中を試し歩きすること

今回は、
もう外で靴を履かれてしまったので、
返品や交換ができませんが、
次からは失敗しないために、

「お店の中を試し歩きする」
というのを必ずやってください。

そうすると、足首がゆるすぎるような靴は、
「脱げそうに見える」「転びそうな歩き方に見える」
など、何か気になる点があると思います。

靴を履いていないときの歩き方と比べて、
不自然さを感じるものは避けるのが無難です。

「中敷きでのサイズチェック」「お店の中での試し歩き」
で、もう靴選びに失敗しませんよ。

なお、これらのチェックをするときは、
店員さんに声をかけて、許可をいただいてください。

お読みいただき、ありがとうございました。
質問やご感想がありましたら、こちらまでお送り下さい。

このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

成田 あす香をフォローする
未分類
タイトルとURLをコピーしました