お読みいただき、ありがとうございます。
みやざき足育センター代表・足育アドバイザーの成田あす香です。
靴の脱ぎ履きが多い人におすすめ、
と、最近足育アドバイザーの間で話題になっている
結ばない靴紐「キャタピラン」を試しました。
写真の向かって右手がキャタピランです。
伸縮性のある紐に、コブのようなものがついたデザインで、
このコブが靴紐の穴と紐を固定する仕組みになっています。
私の靴、パトリックのIRISに着けてみました。
パトリックは、細身の足の方にはお勧めの靴なのですが、
モデルによって幅が異なり、
IRISは私の足にとっては、若干幅の広いモデルです。
また、靴の中は、
バウアーファインド社のウェイトフレックスという
「インソール」も入れてます。
最初は、キャタピランの説明の通りの、
やや緩めの締め方にしました。
また、違いを確認するために、
片足は靴紐、片足はキャタピランを履いて、
お弁当を買いにいってきました。
靴紐で履いている足に比べると、
キャタピランで履いている足は、
靴の中で足が横にぶれる感じがありました。
そこで、足の横アーチをサポートできるように
中足骨の部分だけキャタピランをしっかりと締めました。
お!かなり安定してきました!!
これなら、だいぶ安定感があります。
靴紐には叶いませんが、
頻繁に靴の脱ぎ履きをするときも、
これならOKそうです。
靴紐に比べれば、伸縮性がある、
つまり伸びる(靴が広がってしまう)、
ということを考えると、
靴が広がりにくい素材でできていて、
靴自体で足を支えられるような
しっかりした靴と合わせる方が良さそうだと、
私は思いました。
綿の紐靴よりは、皮やラバーの紐靴。
かかとを支えるヒールカウンターが入っているもの、
下から足のアーチを支えるインソールもあるといい。
ちょっと高めの靴にはなってくるんですけどね。
早速、この日は、
キャタピランをつけたスニーカーで、
児童クラブのお迎え、保育所のお迎えと、
靴の脱ぎ履きを2回しました。
これは楽ちん〜。
靴べらを使えば、座らなくても靴が履けます。
産前産後の女性は、
ホルモンの影響で足のアーチが崩れやすいので、
靴紐をしっかりしめて、靴で足のアーチを守って欲しい。
しかし、お腹が大きかったり、
赤ちゃんを抱っこしていたりして、
靴紐を結ぶのが大変な時期でもあります。
そんな時期の女性に、
足を支えられるしっかりした靴+キャタピラン、
の組み合わせはお勧めできそう、
というのが私の試した感想です。
ちなみに、
靴と別にインソールを買って入れている人などは、
要注意です。
私は靴のサイズとインソールのサイズが違うので、
少し、靴の中でずれるのを感じました。
こういう場合では、インソールがずれないように
テープで貼るなどの工夫が必要そうです。
買った靴を普通に履いている人は、
問題ないと思いますよ。
ただ、紐の安定感には叶いません。
長距離を歩く時は、やっぱり紐靴がいいですね。
キャタピランの詳細はこちら。
あちこちの靴屋さんで売っていますよ。
http://www.caterpy.com/caterpyrun/caterpyrun_top.html