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テレビに頼らず2歳と0歳の子育てを乗り切るヒント

お読みいただきまして、ありがとうございます。

みやざき足育センターの成田あす香です。

今日の親子足育クラスは、
2人目の出産でお休みをしていた方が、
2歳のお子さんと3カ月のお子さんを連れて、
5カ月ぶりに戻ってきてくださいました。

クラスの合間に、
その方がこんな悩みを口にされました。

「夕方に、2人が同時にグズグズになって大変。
 他のお母さんは、その時間帯に
 テレビを見せていると言っていたけど、
 できれば夕方にテレビは見せたくないんですよね…」

大丈夫、大丈夫。
テレビを見せなくても乗り切る方法、あります。

今日の計画にはなかった内容ですが、
その悩みの解決に役立つ、
遊びネタや子どもとの関わり方のヒントをお伝えしました。

午前中と夕方4時前後に外で遊ばせる

人間の体は、明け方の体温が最も低く、
夕方4時頃の体温が最も高くなるという
リズムをもっています。

この体温リズムに良いはたらきを
もたらしてくれるのが外遊び。

外に行くというだけで、運動量が増えますので、
エネルギーを発散して体温がしっかり上がり、
疲れるので夜の寝つきも良くなります。

3カ月の赤ちゃんがいると、
なかなか外で長い時間は遊べませんよね。

だからこそ、午前中に1回、夕方4時頃に1回と、
2回に分けて短時間ずつでも良いので、
外遊びに出てみると、きっと変わってきますよ。


(↑すべり台を逆から登るのに成功!お母さんに向かって「ばんざ~い」)
 

授乳で手がふさがっても遊べるネタを増やす

赤ちゃんのおっぱいのときに限って、
お姉ちゃんが「遊んでー、抱っこしてー」と
なってしまうのに困っているそうで…

あるある、分かります。

そういうときに、
自分の手を使わずにできる遊べるネタがあると、
乗り切れることが多いです。

次の3つをご紹介しました。

《わらべうた「むかえのおさんどん」》
歌っている歌詞に合わせて、
目をしかめたり、鼻を鳴らしたりと、
変なことをするので、
子どもは大喜びです。

《わらべうた「だるまさん」》
たぶん誰でも知っている、
「だるまさん だるまさん にらめっこしましょ」。
実は、相手の目を見る力も育つ、奥の深いわらべうたです。

《絵本の読み聞かせ》
上の子どもに絵本をめくってもらえば、
両手がふさがっていても絵本を読んであげられます。
福音館書店の「こどものとも0.1.2.」シリーズは、
厚手の紙で出来ているので、
1~2歳の子どももページをめくることができます。

ご紹介した3つのどれにも共通して大事なポイントが、
「上の子と下の子の両方に気を向けること」。

どちらかだけに気が向いていると、
子どもは敏感に察するようで、
「かまってー」という行動を起こすんですよね。

でも、両方に気を向けるだけで、
不思議と「かまってー」が減りますよ。

泣いているからといって、抱っこしなくてもいい

赤ちゃんが泣くと「抱っこしなきゃ」と思いますが、
抱っこしてもなかなか泣きやまないと、
手首も痛いし、肩も凝って大変です。

だから、無理しない。
泣きやむまで抱っこしなくてもいいんです。

赤ちゃんを床に寝かせて、お腹に優しく手をあてて揺らしたり、
お母さんが脚を伸ばして座って、その脚の上に赤ちゃんを寝かせて、
軽く揺らしたりするのでも、寝かしつけができます。

抱っこと違って、手を空けることができるので、
上の子にもかまってあげられます。

あとは、大事なことが、
「放置していないから良し」という割り切り(笑)

「おっぱいもあげた、おむつも見た、
 服も汗をかいて濡れたりしてないし、
 部屋の温度や明るさも問題なさそう、
 うーん…なんで泣いてるのか分からないっ!」

そういうときって、あります。

でも、抱っこしてても、
仰向けに寝かせてても泣いてるなら、
仰向けでよし、無理しない。

お母さんが何か一生懸命してくれていることは、
きっと子どもに伝わります。

テレビに頼らない子育てはできます

わが家は、テレビがありません。

子どもが生まれたのを機にテレビを手放し、
今もテレビなしで3人の子どもを育てています。

テレビを手放したきっかけは、
テレビを見せたわが子が、
全く体を動かさず固まっているのを見て、
「これでは、体の発達の機会を奪ってしまう」
と思ったことでした。

それで、できるだけテレビを見せないようにすると決めたのですが、
私は意志が弱いので、「テレビがあるのに見せない」ということが
できそうにないと思って、思い切って手放してしまいました。

おかげで、家事と子育ての両立や2人育児の悩みを、
テレビなしで乗り切るアイディアはいろいろあります。

「本当はテレビを見せたくないんだけど、
どうしても大変でテレビを見せている」

そんな方には、
きっと親子足育クラスで覚えられることが役に立ちます。
体験参加ができますので、ぜひ一度いらしてみてください。
 
 
お読みいただき、ありがとうございました。
質問やご感想がありましたら、こちらまでお送り下さい。

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