昔ながらの観光地は足を育てるチャンスがいっぱい

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お読みいただきまして、ありがとうございます。

みやざき足育センターの成田あす香です。

連休の前半は、中3の長男、小4の長女、小1の次男を連れて、
日南・串間方面を旅してきました。

今回の旅行では、
長男をツアーコンダクターに任命し、
旅行の総予算を伝えて、
どこに行くか、次はどうするかを、
全て仕切ってもらいました。

1日目は青島神社、鵜戸神宮、幸島を訪れ、よく走り、よく上りました。
2日目は都井岬へ。

ここでもやっぱり上る。


(都井岬灯台)

また上る。

(御崎神社)

「なんか太ももの前側が張ってるな…」
と感じて思い返してみると、
旅行に来てから階段を上りまくってます。

軽い筋肉痛でした(苦笑)

さて、都井岬ということで、
もちろん野生馬をみましたよ。

群れの馬がいる風景を思い描いていましたが、
神社の近くの林の縁で、
一頭だけで行動している馬もいました。

  
 
ビジターセンターで聞いた話では、
仔馬はしばらく群れで育ちますが、
3歳頃になると群れを離れ、
牡はお嫁さんを探し、
雌は自分の嫁ぎ先を探しに行くのだそうです。

「この馬は、自分の居場所を探しているんだね~」

ビジターセンターで
ガイドさんの話を聞かなければ、
こういう背景は知らなかったので、
行っておいて良かったなと思いました。

なお、お嫁さんを見つけられなかった牡は、
牡だけで群れをつくるそう。

「もし、牡だけの群れを見つけたら、
『君たち負け組なんだね』と思ってあげてください」
とガイドさんに教えてもらい、
子ども達には「負け組」が強烈にインプットされたようです。
 
「お母さん、負け組いるかな」と群れを探していましたが、
見かけた群れは全て仔馬がいたので、勝ち組のようでした。
  
都井岬は、
思っていた以上に広かったです。

9時に着いて12時までいましたが、
まだ見たいところがあったくらい。
 
遊歩道が何コースかあるので、
今度はここに泊まって、
じっくり楽しみたいなと思いました。


 
 
都井岬を出て、
長男の直感により、
また日南方面へ走りました。

一度見た景色も、反対側から見ると、
また違って見えますね。
 
ただ、お昼ごはんのスポットが、
なかなか見つからない…。

やっと店が現れたところは、
目井津港でした。
 
そういえば、ここのお店に、
前に連れてきてもらったことがありました!

これは美味しいものが食べられるぞ~と思って店に行くと、
店の外にも待ちの列。

しかも、玄関を覗くと「受付終了」の張り紙が…。
 
うーん、13時半は遅かったか…。
 
もう1件お店を見つけましたが、
そこは丼物が終了で、
子どもにちょうどよいメニューがありません。

「直売所にお弁当ないかな~」
と思ってのぞいたら、良かった!
ありました!!

港の駅めいつにて、
ちらし寿司&カジキマグロと芋の天ぷらの
お弁当を見つけました。

港の海側に車を停めて、
窓やドアを全開にして、
風景を楽しみながらいただきました。

小さい子どもは「待つ」ことが難しいので、
すぐに食べられるお弁当で、
かえって良かったかもしれません。

「お母さん、お腹すいた~、まだ~?」
「今用意してくれてるのよ、
 もうちょっと待ちなさい」
というやりとりで、
料理が出てくるまでに疲れちゃうこと、
よくありますよね。
 
 
さて、最後に訪れたのは、飫肥です。

博物館や資料館がいろいろあるようですが、
小1の次男は持て余すだろうと思い、
歴史資料館に絞っていきました。

ここでも、また階段を上る。
やっぱり走る子どもたち。
 

 
長男は刀、長女は駕籠と着物、
次男は鎧を熱心に見ていました。

それぞれに、
興味があるものが違うんですね。

楽しかった旅行も、
あっという間に終わり。

「もう終わっちゃうね」と
子ども達は残念そうです。

よく歩いた旅でした。

古くからある観光地って、
階段が多くて、
しかも階段の幅がまちまちで、
面もでこぼこなんですね。

昔の日本人の足腰が丈夫だったのも、
この階段をみると納得できます。

歩けるようになった子どもを連れての旅行は、
昔からある自然の場所や神社・仏閣に行くと、
知らず知らずのうちに、
足を使うことになりますね。

そのときは、
ぜひ靴に気を使ってあげてください。

都井岬の灯台のところで、
靴底が固くて上り坂を登れず、
坂を上るのをやめようとしている
2歳くらいの女の子を見かけました。

それでは、連休の後半も、
どうぞお楽しみください。

お読みいただき、ありがとうございました。