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自然はそのままでアスレチック

お読みいただきまして、ありがとうございます。

みやざき足育センターの成田あす香です。

連休の前半は、中3の長男、小4の長女、小1の次男を連れて、
日南・串間方面へ1泊2日の旅行に出かけました。

今回の旅行のテーマは「私が仕切らない」ということ。

私が仕切ると、
私が見せたいものばかりになっちゃいますからね。

長男をツアーコンダクターに任命し、
旅行の総予算を伝えて、
どこに行くか、次はどうするかを、
全て仕切ってもらいました。

今回の旅行、一言で感想をまとめると、
「太ももの前側が筋肉痛」です。

あちこちで階段を上り、
2日目に「あれ?なんでだろ?」と気づきました。

さて、綾を出発して最初に行った先は「青島神社」。

参拝の後、
子ども達は吸い寄せられるように、
鬼の洗濯岩へ…

なぜか全速力で走る子ども達。

私は転んで骨折でもしたら洒落にならないので
さすがに走りませんでしたが、
(現在お父さんが骨折で入院中・苦笑)

子ども達に遅れないように速足で、
かなり足が疲れました。

いやあ…この不規則な凸凹の岩の上を、
足元も見ないでよく走れるなあと、
わが子ながら感心です。

天然の運動トレーニングになってますね。

続いて行った先は、
「宮崎県立青島亜熱帯植物園」。

クイズラリーのおかげで、
答えを探して温室の上の方まで歩きました。

クイズに全て答えると、
スピードくじが引けるのですが、
なんと長男が「大当たり」をとりました。

参加賞がアサガオの種、
当たりが植物のポストカード。

そして、大当たりは、なんとソフトクリーム!

うーん…長男に一人だけ大当たりのソフトクリームを
食べさせるわけにもいかず…
子ども達と私の分もソフトクリームを買いました。
これ、なかなかいい商売ですね(笑)

将来は起業したいと言っている長男は、
「いいビジネスネタになる」
とノートにメモしていました。

次は鵜戸神宮へ。

きっと混雑しているだろうと思い、
遠い方の駐車場に車を入れました。

車を降りると、すごい階段。
しかも、ここから20分と書いてある。

今まで近い駐車場にしか停めたことがなく、
そんなに歩くとは思いませんでした。

でも、足育になっていいか♪

それにしても、
なぜ子ども達は階段を見ると駆け上るのか…(謎)

古い石段のアップダウンの道は、
20分はかからず、15分位で終わりました。
そして、目の前に海と空が広がります。

たくさん歩いてきただけに、
この景色を見た時の感動は大きかったです。

鵜戸神宮を後にして、幸島へ。

芋を洗うという幸島の野生猿は、
自分が小学校で習ったのを覚えていて、
いつか本物を見に行ってみたいと思っていたところでした。

長男にリクエストしたわけではありませんでしたが、
訪問先に入っていて嬉しかったです。

幸島は訪れたのは夕方4時頃で、
猿は岩場に集まっていると、
渡し舟のおじさんが案内してくださいました。

午前中の方が猿は活発に活動しているそうですが、
私には十分に活発に見えます。

私が舟を下りて岩場に上がると、
早速ボス猿に威嚇され、
小4の長女と小1の次男は怖がって
舟から下りようとしませんでいた。

幸島の猿は、
「野生」の状態を研究するため、
人間がかける手は最低限に留めています。

すぐ間近に猿がいるのですが、
同じようにすぐ間近で猿が見られる、
例えば高尾山の猿園などとは、
雰囲気がまるで違いました。

人間が暮らす世界にいる猿と、
人間の手の入らない自然の世界の猿は、
何か違うんだなと肌で感じました。

凛としたピリッとした雰囲気、
神々しさのようなものを感じました。

教科書を読むだけでは得られない学び。

実際にその場に行くことでしか、
体験できないことがありますね。

で、渡し舟を下りた子どもたちは、
やっぱり走る。

そして登る。

自然って、そのままで「アスレチック」ですね。
 

1日目の観光はこれで終わって、
唯一、あらかじめ決めていた宿
「民宿恋ヶ浦」へ。

レトロで温かい雰囲気の民宿で、
食事が家庭的で美味しかったです。


(小学生はお子様ランチ)


(大人の食事)

明日は2日目のことを書きます。

お読みいただき、ありがとうございました。

このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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