宮崎市の田野地域子育て支援センターの
先生からご依頼を頂きまして、
「 たの健康ふくしまつり」のブースで、
足育講座を行いました。
大人8名、子ども6名、主催者3名の
合計17名の方がご参加くださいました。
オープンなスペースでの講座だったので、
たまたま通りかかった方も
話を聞かれている様子でした。
足育講座というと、
歩き始めたお子さんを連れた方が多いので、
それに合わせてプログラムを計画しています。
ところが、今日は参加者の9割が
赤ちゃんを連れたお母さん。
絵本は予定していたものを使いましたが、
解説に赤ちゃんの発達の話を加え、
わらべうたも触れる遊びを増やしました。
健康で運動能力の高い足を育てるには、
実は歩くまでの1年間、
0歳の時期を最も大切にしてほしいんです。
講座へ参加されたお母さんに、
「寝返りをしない、
ずり這い・這い這いをしない」
ことが気になっている方がおられました。
赤ちゃんを見るとお座りをしているので、
よくよく話を聞いてみると、
お母さんが何の気なしに
お座りをさせて遊ばせていたと分かりました。
自分の力でできるようになった
お座りの姿勢ではないので、
そこから這い這いの姿勢へ移れず、
這い這いをする機会を失っていたのです。
講座が終わって、
「うつぶせで遊ばせるようにしたいです。
反省することがたくさんありました」
と、ご感想を寄せてくださいました。
田野地域子育て支援センターでの足育講座は、
これで3回目になります。
こうして、お母さん方に足育を伝える
機会を作って頂き、本当にありがたいです。
足育インストラクター・保育士 成田あす香