草履保育は足にいい? メリットとデメリットを解説!

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こんにちは!足育アドバイザーで保育士の成田です。

保育園などで草履保育を行っているところもあり、「草履は足にいい?」「草履を履くといい姿勢になる?」と関心をもっている方もいるのではないでしょうか。

足育講座でも「やはり子どもの足を育てるのは草履でしょうか?」という質問をいただきますが、私は「良い面もありますが、注意も必要です」とお答えしています。

今回は、草履を履くことによるメリットとデメリットについてお話しします。

草履のメリット|足指の握力を高める

草履を履くことで、足指の握力を高めるなどのメリットがあります。

足指の握力は、土踏まずの形成や瞬発力、敏捷性、バランス能力にも関わっていて、足の発達に良い影響が期待できます。

草履のデメリット1|衝撃吸収力が低い

一方で、草履には地面からの衝撃吸収力が低いというデメリットがあります。

子どもの足は骨が未熟で軟らかいため、アスファルトの道路の上、舗装された公園や園庭など固い地面の上での使用は、骨の健全な成長によくない影響を及ぼす可能性があります。

草履を履かせる時は、足への負担が少ない場所かどうかを考え、場合によっては靴を選択することが必要です。

草履のデメリット2|足をサポートする機能がない

草履は靴とは違い、踵のぐらつきや足のアーチをサポートする機能がありません。

そのため、足のかかとが倒れ込みやすかったり、筋肉の張りが弱い子どもの場合は注意が必要です。

草履を履くことによって、不自然な歩き方の癖がついたり、足の変形を招いたりすることもあります。

まとめ

草履にはメリットとデメリットがあります。

活動する環境や人値一人の足の状態を考慮したうえで使用することが大切です。

適切な選択で、発育途中の子どもの足の健康を守りましょう。

足育アドバイザー(R)/保育士
成田あす香

足育アドバイザーは特定非営利活動法人日本足育プロジェクト協会の登録商標です。
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