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子どもの靴選び、履き心地がいいのか悪いのか分からず悩みます《メールde足育相談室vol.139》

☆・…─メールde足育相談室「教えて!あす香さん」──・…☆

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

みやざき足育センター代表・JEFPA認定 足育インストラクターの成田あす香です。

毎週火曜日のメールマガジンは、皆様から寄せられた足育相談にお答えする《メールde足育相談室「教えて!あす香さん」》をお送りしています。

今日は2歳半の男の子のお母さんからのご相談です。

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子どもの靴選びについて質問させてください。
自分の靴選びだと、当たるとかキツいとか、しっくりこないとか分かりますが、
子どもの靴選びって、言葉がちゃんと話せないので履き心地がいいのか悪いのか分かりません。
どうやって選べばいいでしょうか?

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ご質問をいただき、ありがとうございます。

そうなんですよね、子どもは言葉がちゃんと話せないので、
当たるとかキツいとか、しっくりこないとか、よく分かりませんよね。

だから、親が履き心地のいい靴を選ぶ力をもつことが必要です。

また、知覚神経が発達の途上にあるため、
身体で感じる感覚としても、子どもはよく分かっていません。

この時期、感覚が育っていない今の時期に、
履き心地のいい状態を身体に覚えさせてあげることが大事です。

足に合わない靴を履いている状態が常になってしまうと、
子どもはこれが当たり前と思ってしまいますから…。

靴の履き心地がいいかどうかを親が見極めるための方法を、
3つお伝えします。

1)中敷を出して足裏を合わせてみる

靴の中敷を取り出して足を載せて立つか、
中敷と足裏を合わせるようにして、長さと幅を確認します。

長さは爪先が5〜8ミリくらいの余裕のもの(乳幼児の場合)。
幅が余りすぎていたり、逆にはみ出したりしていないもの。
この2点を確認します。

2)靴を履かせてみる

靴を履かせてみます。
このとき、なんとなく履かせにくいなあ…と感じるものは
イマイチなことが多いので外した方が良いそうです。
これは、私が初めてお世話になったシューフィッターさんから教わりました。

3)靴を履いて歩いている状態を見比べる

素足で歩いているときと比べてどうかを見ます。
不自然な歩き方になっていたり、転びやすかったりする靴は、
履き心地がよくない靴と思って良いでしょう。

何足か違う靴を履かせて歩き方を観察していると、足の運び方や爪先の向きが全く違うなど、本当に靴によって変わってくるんです。

ぜひ、いろいろな靴を履かせてみて、履き心地の良い靴を見極めてあげてくださいね。


この記事は2016年4月12日(火)発行のメールマガジンのバックナンバーです。
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このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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