大人の女性の靴選びのポイントを教えてください《メールde足育相談室vol.138》

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仕事柄、パンプス・ヒールを履く必要がありますが、なかなか合う靴が見つかりません。

靴によっては、もう15分立っているだけでも辛くて…。

大人の靴選びのポイントを教えてください!

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本当、足に合わないパンプスって、少しの時間でも辛いですね。

子供の靴の選び方のポイントでお伝えしたことと、靴選びの基本は一緒です。

パンプス・ヒールを選ぶときに大切にしたいポイントを、今日は大きく3つにまとめてお伝えします。

1)足の指のつけ根のところで靴底が曲がるものを選ぶ

パンプスは靴底が曲がるなんて思いもしない方が多いと思います。
(私はそれを知った時に驚きましたから!)
でも、チェックしてみると…あるんです。曲がる靴と曲がらない靴が!

歩くときには、最後に足の指で蹴り出して前に進みますよね。

ところが、足の指のところで靴底が曲がらないと、足の指で蹴り出して前に進めません。
だから、不自然な歩き方になりがちなんです。

ハイヒールで膝を曲げたまま歩いている女性とか…靴のせいもあると思いますよ。

足の指のところで靴底が曲がるかどうかを確かめるには、靴底の先の部分を指先で持って、軽く靴底を押し上げるようにします。

足のことを考えて作られた靴は、靴底の爪先がすっと押し上げられます。

また、足の指で蹴り出して前に歩いていくためには、指が使いやすい状態になっていることもポイント。

靴を試し履きをするときに、靴の中で足の指がパーにできるかをチェックしてくださいね。

2)足と靴が一体化しやすいものを選ぶ

靴選びのポイントでは「面ファスナーや靴紐があるもの」とお伝えしていますが、それは足と靴を一体化させるための機能です。

足と靴が一体化していないと、靴が脱げないように…足で靴を”運んで”歩かなくてはいけません。とても疲れますよね。

パンプス・ヒールの場合には、甲の足首の部分に”ストラップ”のあるデザインを選ぶと足と靴が一体化します。

また、ストラップのない靴の場合は、試し履きをしたときに、何回かつま先立ちをしてみましょう。

つま先立ちをした時にかかとが抜けない靴は、足と靴が一体化している靴です。

3)かかとが安定するものを選ぶ

歩くときには、かかとが最初に地面に着地します。

ヒール・パンプスを履いていて、かかとが着地するたびに足首が左右にぐらぐらと揺れている方を多く見かけます。

この状態がずっと続けば、足に負担が大きいことは想像がつきますよね。

かかとからの着地が安定しやすいかどうかは、”ヒールカウンター”と”ヒール”をチェックすると良いです。

”ヒールカウンター”は靴のかかとの部分に入っている芯のことで、足のかかとの骨を横から支える働きがあります。

ヒールカウンターが入っているかどうかを確かめるには、靴のかかとを指で触れてみます。

上と横から触れると、ヒールカウンターの入っている靴は固いのですぐに分かります。

また、”ヒール”はなるべく面積が広い方が安定します。

ヒールが左右とも綺麗に作られているかも要チェックです。

平らな場所に置いてかかと側から見たら、左右で傾きが違った靴。
陳列棚に置いたら、コテッと倒れてしまった靴。

量販店の靴屋さんで、何度かこういう靴を見かけました。

棚に並んでいる靴は良くても、箱に入っている靴はイマイチな作りになっていた…ということもあります。

箱から出したものをチェックして買うことをおすすめします。

3つのポイントをまとめると…

1)足の指のつけ根のところで靴底が曲がるものを選ぶ

・靴底の先の部分を指先で持ってチェック
・試し履きで靴の中で足の指がパーにできるかもチェック

2)足と靴が一体化しやすいものを選ぶ

・甲の足首の部分に”ストラップ”のあるデザインがおすすめ
・ストラップがない靴は、つま先立ちをした時にかかとが抜けないもの

3)かかとが安定するものを選ぶ

・ヒールカウンターが入っているもの
・ヒールはなるべく面積が広く、左右対象に作られているかをチェック

それから、パンプス・ヒールは、スニーカーなどのように紐で調整ができないので、適正なサイズを選ぶことが重要になってきます。

ぜひ一度、シューフィッターの方などに、足長と足囲を計測してもらってくださいね。

もちろん、私も計測をさせていただきます。

安定した足元を創る靴に出会って、心からの笑顔でお仕事ができますように!

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