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4人の子育てで高い靴が買えないけれど、できるだけのことはしてあげたい《メールde足育相談室vol.129》

足育講座を聞いてくださったお母さんから、メールにてご相談を頂きました。

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先日、子育て支援センターでの足育講座を聞きました。

お話を伺って、靴の大切さが良く分かりましたが、
うちは4人の子育てをしていて、あまり高い靴が買えません。

それでも、できるだけのことはしてあげたいです。

何か、できることはありますか?

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メールを頂きまして、ありがとうございます。
足育講座を聞いて下さった方ですね。

4人もお子さんを育てていらっしゃるとは、素晴らしいですね。

そして、限られた予算の中で、できるだけのことはしてあげたい、というお母さんのお気持ちに、感動しています。

まず、大切なことは「サイズアップを確実に」ということです。

靴のサイズチェックを、日程を決めてすると忘れにくいです。

幼児期の秋冬は3ヶ月に1回、春夏は毎月の頻度で、中敷きに足を載せてサイズをチェックしてあげてください。

もし、小学生以上のお子さんがいらっしゃたら、春休み・夏休み・冬休みに靴のチェックをすると良いです。

次は「靴選びのチェックポイントをできるだけ多く満たす靴を選ぶ」ということです。

特に外せないポイントが、次の点です。

・足の甲をベルクロや紐で止めるタイプである
・足指の曲がる部分で、靴底も曲がる
・足の指が圧迫されないデザインである

最後に「買おうとしている靴に欠陥がないかチェックする」ということも加えたいです。

リーズナブルな靴は、作り方が粗雑だったり、検品が甘かったりすることもあります。

これは、お客様の靴選びに同行したときの話ですが、気に入ったスニーカーを試し履きされて、どうにも足裏のバランスが変な感じがするとおっしゃいます。

そのスニーカーを脱いで、棚の上に並べてみたら、なんと左足の靴が傾いています。
靴底の張り合わせとか、どこか粗雑になってしまった靴なんでしょうね。

リーズナブルな靴だと、こういうものに遭遇する可能性も高くなると思いますので、より丁寧にチェックして買うことが大切ですね。

ちなみに、この靴の価格。私は「3,980円くらいでは?」と思いましたが、プライスカードを見ると5,000円台でした。

最後の最後に、靴も大事ですが、足を育てることはもっと大事です。

たくさん歩かせて、たくさん外で遊ばせて、お母さんも一緒に歩いて、元気な足を育ててくださいね。

ご相談をいただき、ありがとうございました。

このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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