本日は靴に関するご質問です。
『あす香さんは、いつもニューバランスのスニーカーを履かれていますが、やっぱりニューバランスはいいんですか?』
おお〜、よく見ていただいて感激です。ありがとうございます!
私がニューバランスの靴を選ぶ一番の理由は、ウィズ(靴の幅)の展開が豊富で、細身の靴があるところなんです。
また、それが誰にでも分かりやすく表示されているので、相談に見える方にもよくおススメしています。
もしも、ニューバランスの靴をお持ちでしたら、靴のベロの内側を見て下さい。
サイズの他に、アルファベットが書いてあるんです。
B
D
2E(EE)
3E
4E
このアルファベットが「ウィズ」または「ワイズ」と呼ばれる靴の幅のサイズなんです。足の長さに対してどのくらいの足周りや足幅があるか、JIS規格でサイズが定められています。
上から下に向かって幅がだんだん広くなっていきまして、言葉で表現するとしたら、こんな感じになります。
B:かなり細身
D:やや細身
2E:標準
3E:やや幅広
4E:かなり幅広
ちなみに、私が今までに足の計測をさせていただいた方のほとんどは、B~2Eまでのウィズでした。
男性で3Eの方が少しいらっしゃいましたね。女性ではBより細いAやAAの方もいらっしゃいました。
私は、本来はAの細い足です。
(本来は、とあるのは、横アーチの力が低下していて、体重をかけると広がってしまうから)
ニューバランスの靴は、基本的に靴の構造が足の働きに合う良い作りになっていて、ウィズの展開が豊富なところが良いです。
しかし、それを知らない方や、説明されない靴屋さんが多いので、とても残念だな〜といつも感じています。
ご自分の足の幅よりも細身の靴を選ばれて、「つま先が靴に当たる」と言って大きいサイズを選ぶ、そして靴屋さんはワンサイズ、ツーサイズ大きな靴を合わせる。
このような、足の健康にとっては大変に残念なお買い物になっているケースを、私は靴屋さんで何度か見かけています。
どれだけ口出ししたいのを我慢した事か……おっと、話がそれました。
というわけで、ニューバランスはおススメしやすい靴なのですが、選ぶ時は、足の長さだけでなく、ウィズも測って確認してから選んでくださいね。
ウィズは、足の親指のつけ根の出っ張りと、小指のつけ根の出っ張りを、ぐるっと測った長さです。
もともとはアーチサポートインソールや偏平足などを治す矯正靴の製造メーカーとして誕生したニューバランス社。
1人1人が形の異なる足にフィットする靴を届けるため、ウィズの展開も豊富で、オンラインショップにはサイズの計測用紙やサイズ表が載っています。さすがです!
http://www.newbalance.co.jp/products/running/advice/width.jsp
ぜひ、こちらを利用して測ってから、靴を選びに行ってくださいね。
自分で測るのは大変という方は、足育カウンセリングをどうぞ。
足育カウンセリングでは、体重のかけ方の違いによる足囲の変化もチェックしていきますよ。
*この記事は、メールマガジン【メールde足育相談室「教えて!あす香さん♡」】(2015/11/10発行)を加筆再編しました。
メールマガジンの登録をご希望の方は、こちらをどうぞ→http://ashiiku-miya.com/e-zine/