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子どもの小指の変形…良くなりますか?《メールde足育相談室vol.32》

『うちの子どもの内反小趾は、靴を変えたら、良くなりますか?』というご相談を、足育講座が終わった後に頂きました。

(”内反小趾”とは、足の小指が身体の内側(親指側)に捻って倒れている状態を言います)

我が子の足の変形…とても気になりますよね。私も息子の指の変形を経験したので、よく分かります。

「子どもの小指の変形は、こうすればよくなります」と言い切る事はできませんが、足からのサインをキャッチしてできることはあります。

まず取り組んで欲しいのは、足の変形の大きな原因となる「靴」の見直しです。

子どもの体は発達途上で、骨が鶏の軟骨のように柔らかい状態になっています。

だから、足に合わない靴で簡単に変形もしやすく、逆に足に合った靴に変えることで良くなることもあります。

靴のサイズが大きすぎたり小さすぎたりしないか、子どもの足の形に合った靴を履いているか、チェックしてみてください。

また、足に合った靴を履いていても、靴の履き方が良くないために足の変形に繋がることもあります。

マジックテープをきちんと止め直しているか、左右を正しく履いているか、こちらもチェックしてみてくださいね。

それから、靴だけでなく、姿勢や運動量にも関わりがあります。

運動神経や筋肉や骨を育てるために、外遊びや徒歩通園など運動量を増やす努力をしましょう。

家では、高足ハイハイや雑巾がけをすると、足指を使うことに繋がりますよ。顔をあげて行うのがポイントです。

一番大切なのは「続ける」ということ…どんなことなら続けられそうかな、とぜひ考えてみてくださいね。

*この記事は、メールマガジン【メールde足育相談室「教えて!あす香さん♡」】(2014/10/20発行)を加筆再編しました。
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このサイトの管理人
成田 あす香

足育アドバイザー(R)、保育士。
足の健康と靴選びの講師として、園や学校、子育て支援施設などで講演を行う。2024年には幼少期の足の成長に対するアプローチが評価され「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。

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