宮崎市の田野地域子育て支援センターにて、足育講座を開催しました。
皆さん赤ちゃん連れでしたが、上のお子さんがいるということなので、赤ちゃんのための足を育てるふれあいあそびの紹介と、靴の選び方の解説を行いました。
おもちゃを目で追うあそび。目の力、首を支える力を育みます。
赤ちゃんの掌を指で触れると、ギューッと握って離さないという経験をお持ちの方も多いはず。この反射運動と同じものが足にもあります。
抱っこして揺らす遊びは、バランスをとる力や体幹を支える力を育みます。
瞬発力にも持久力にも優れた元気な足を育てるためには、実は歩くまでの体づくりが大事です。
寝返りやハイハイでいっぱい運動して、ゆらす遊びをたっぷり楽しむことが、姿勢を保つ力を育み、転びにくい、転んでも手を出して大けがを防げる体を育てます。
そして、はじめての靴選びは…
20歩以上は歩けるようになってからでOK!
靴の履き始めが早すぎると、足の変形を起こしやすく、子どもも靴を履きたがらないことがありますので、のんびり準備する方が良いです。
また…ここからが重要!!
足のサイズは、早い時は1カ月で5㎜以上伸びてサイズアウトになることがあります。
サイズアウトが早い時期は、はじめての靴、春・夏の頃が多いです。
なので、1カ月に1回、中敷きを使ったサイズチェックをする習慣をつくりましょう。
年間を通して見ると、3歳までは1年に約2cmのペースで足が成長し、だいたい4回くらいサイズアップします。
では、いただいたご感想を紹介します。
人から勧められたブランドで靴を選んでいたけど、ポイントがあることが分かってよかった
靴は軽ければ軽い方が良いと思っていたので、重くてもいいんですね
はじめての靴も、幼児の靴も、大人の靴も、選び方や履き方の基本は変わりません。
ぜひ家族みんなの靴選びに役立ててもらえればと思います。
足育講座の開催データ
・日時:2022.12.22(木)10:30~11:30
・主催:田野地域子育て支援センター様
・参加人数:大人3人、子ども3人、主催者2人