ネット通販で子ども靴を買ってみよう
新型肺炎による緊急事態宣言で靴屋さんも休業しているところがあり、「そろそろサイズアウトなのに新しい靴が買えない」と困っているお母さん・お父さんもいるのではないでしょうか。
靴屋さんに行けないときでも、インターネット通販を使えば自宅で靴を買うことができます。
その場合、心配なのが「サイズが合うかどうか」だと思いますが、室内で試し履きをしただけなら返品・交換ができるところが多いです。
オンラインショッピングで靴を買ったことのない方でも足に合う靴が買えるように、「ネット通販で子ども靴を選ぶ流れ」を5つのステップに分けて説明していきます。
(1)靴のサイズの目安を知る
(2)試着後の返品・交換ができることを確認する
(3)靴を選ぶ
(4)返品・交換できるように慎重に開封する
(5)サイズ確認と試し履きをする
記事の最後では、子ども靴がオンラインで買えるショップもご紹介します。
この記事が、お子さんの足にぴったり合う靴を選ぶために、お役に立てれば幸いです。
これを守れば失敗しない!
ネットで子ども靴を買う5つのステップ
■ (1)靴のサイズの目安を知る
靴のサイズの目安を知るには、本来は靴屋さんなどで足のサイズを測ってもらうのが理想です。
しかし、それが難しいときのために、家庭でおおよその目安を知る方法をご紹介します。
いま履いている靴からサイズの目安を知る方法
いま履いている靴ではどのくらいサイズが小さくなっているかを見ることで、サイズの目安が分かります。
靴の中敷きを左右ともに取り出して床に並べ、その上に子どもを立たせて、サイズを見ます。
このとき、かかとの位置がきちんと合っていること、左右に等しく体重がかかっていることを確認してください。
そして、中敷きのつま先と足の指先の間の余裕がどれくらいあるかを見てください。
この部分の余裕が5mmを切るくらいなら、いま履いている靴の0.5cm上のサイズを試してみると良いでしょう。
もし下の写真のように中敷きのつま先から指先がはみ出している場合は、もっと大きいサイズがいいかもしれませんので、足のサイズを測ることをおすすめします。
家庭で足のサイズを測る計測シート
家庭で足のサイズを測る方法として、靴メーカーのオンラインショップなどにアップされた、足のサイズを測るためのシートを使う方法があります。
「足 計測シート」「足 測定シート」などのキーワードで検索するといろいろ見つかりますので、使いやすそうなものを印刷して足のサイズを測ってみてください。
靴のサイズの目安は、測った足のサイズに0.5cm~1.0cmくらい足したものになると思います。
”思います”とは煮え切らない書き方に感じられるかと思いますが、同じサイズが書いてある靴でも、メーカーやモデルによって実際のサイズ感が違うので、はっきりと「○cmです」とは言えないのです。
ですから、ここで分かるのはあくまでも”目安”だと思ってください。
足に合うサイズかどうかは、足に合わせて判断します。
■ (2)試着後の返品・交換ができることを確認する
足に合うサイズかどうかは、足に合わせてみないと分からないので、必ず試着後の返品・交換ができるところを利用してください。
試着後に返品・交換ができるかどうかは、オンラインショップの「ヘルプ」「ガイド」などのページに書いてあります。
返品・交換の条件が詳しく書いてあるので、先に読み込んでおくとスムーズです。
・何日以内なら返品・交換ができるか?
・返品や交換のお願いの方法は?
・返送料の負担は?
(引用 photo AC n*****************mさん)
■ (3)靴を選ぶ
いま履いている靴でサイズアップする
いま履いている靴が足にあっているなら、その靴で大きいサイズを選ぶと失敗が少ないと思います。
そのときに、もし2つのサイズで悩んだら、私は大きい方を注文しています。
なぜかというと、小さ過ぎる靴は返品するしかありませんが、大き過ぎる靴は数カ月先には履けるようになるからです。
だから、大きい方で注文してみて、やっぱり大き過ぎたら小さいサイズを追加で注文し、大きいサイズは保管しておきます。
いま履いている靴以外で選びたい
いま履いている靴以外で選びたいなら、私はAmazonのプライムワードローブをおすすめします。
いろいろなメーカーの靴を6点まで取り寄せて、試着をしたうえで選ぶことができます。
返品は、商品が送られてきた箱に戻して、同封の着払い伝票で送り返せばよく、とても楽です。
プライムワードローブを利用するには、Amazonのプライム会員(有料)になる必要がありますが、これ以外にも様々な特典があって、私はかなり活用しています。
■ (4)返品・交換できるように慎重に開封する
注文した商品が届いたら、とにかく慎重に丁寧に扱い、あとで現状に戻せるように気をつけながら開けます。
私は、靴がどういう向きで入っていたか忘れがちなので、靴の箱を開けたところで写真を撮っています。
靴の箱を開けたら、タグ、靴の中に入っている紙などが破れないように注意して、靴を取り出します。
■ (5)サイズ確認と試し履きをする
サイズ確認と試し履きは、必ず室内で行ってください。
サイズが合っているかを確認する
まずは、中敷きを出して足を乗せ、サイズが合っているかを確認します。
・ 中敷の中にきれいに足が納まっているか?(はみ出したり、あまり過ぎたりはNG)
・ 爪先のゆとりは適正か?(15cmまでの靴は5mm〜8mmくらい、15cm以上の靴は1cmくらいが目安)
靴が足にフィットするかを確認する
次に、靴を履かせて、足と一体になっているかどうかを見ます。
・甲が窮屈だったり、余り過ぎたりしていないか?
・足首周りがフィットしているか?(ゆるいものはNG)
歩いて最終確認する
最後に、歩かせてみます。
裸足で歩いているときと同じように、自然な歩き方をしていればOK。
歩き方が不自然だったり、転びやすそうになったりするものは、買わない方が賢明です。
返品や交換をする場合は、 ショップで定められた手順に従ってください。
【まとめ】ネットで靴を買う場合は、
必ず「試し履きなら返品・交換OK」のところで
(1)靴のサイズの目安を知る
・今履いている靴の中敷きや、ネットでダウンロードできる計測シートを活用
(2)試着後の返品・交換ができることを確認する
・「ヘルプ」「ガイド」のページをチェック
(3)靴を選ぶ
・失敗が少ないのは同じ靴でのサイズアップ
・いろいろ試したい人はAmazonのプライムワードローブをおすすめ
(4)返品・交換できるように慎重に開封する
・靴、タグ、緩衝材も大事に、原状どおりで返品・交換
(5)サイズ確認と試し履きをする
・必ず室内で試し履き
初めての方は「大丈夫かな」と心配もあると思いますが、この5つのステップを活用すれば「買わなければよかったな」という失敗はしないと思います。
ネット通販を活用して靴が買えるようになると、都市部に比べて靴屋さんの商品数が少ない地方でも、いろいろなメーカー・モデルの靴が選べるという利点があります。
ぜひチャレンジしてみてください。
子ども靴が購入できるオンラインショップのリンク
子ども靴が購入できるオンラインショップをご紹介します。
画像をクリックすると、それぞれのサイトが開きますので、まずはチェックしてみてください。
AmazonPrime
・試着サービス「プライムワードローブ」がある
・対象商品を7点まで選べ、試着の後に気に入った物だけを購入、それ以外は返送できる。
G-FOOT shoes marche
キッズ ファースト/ベビーシューズ
キッズ スニーカー
・3,300円(税込)以上の購入で送料無料
・1回目のサイズ交換は送料が無料
・ネットで選んで近くのお店で試着できるサービスもある
楽天市場
・送料や返品条件は各ショップによって違うので、よく確認してから買うと良い
・古いモデルを安く売っているショップが見つかることがあり、買いたい商品が決まっている人は探してみる価値あり
ベルメゾンネット
MIZUNO SHOP ミズノ公式オンラインショップ
ニューバランス公式オンラインストア
・キッズシューズは送料無料
・オンラインアウトレットショップがある
アシックスオンラインストア
ここをクリックするとキッズシューズのページが開きます。
・子ども用の計測シートあり
・セール商品がある
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事は、メールマガジンで配信したコラムを加筆再編してお届けしました。
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100歳まで歩ける足を育てる保育士
足育アドバイザーⓇ 成田あす香