2020年1月25日に、あおき子育て交流ひろば(宮崎市 宮崎地区交流センターにて月・木・土曜に開設)にて、令和元年度2回目の親子講座をさせていただきました。
今回は「ひろばであそぼう」というテーマで、室内でのおもちゃを使った遊びでも、親の関り方しだいで子どもが体を動かせるということを、学んでいただきました。
はじめに「乳幼児期の運動発達の流れと大切にしたいこと」を簡単にお話しした後に、ひろばで遊んでいるお子さん一人一人のところに行き、いまの遊びからいろいろな動きを引き出したり、動く範囲を広げたりするための声かけを実況中継しながらお伝えし、関わり方の工夫を全員で共有していきました。
ままごと遊びやプラレールなど、子どもの自由に遊ばせておくと、座り込んだ遊びになってしまいがちですが、大人の関り方次第で、立つ、しゃがむ、歩く、這うなどの動きが引き出せたり、動きの範囲を広げて運動量を増やしたりすることができます。
また、0歳の頃は、体に触れること、体を動かすことそのものが、遊びになります。
始めはあまり動いていなかった子が、ちょっとした声かけや働きかけで動くようになったのを見て、ご家庭での遊び方のヒントを得ていただけたようです。
受講された方のご感想
遊具をどう工夫して体を動かせるのかと思い、参加しました。
家のおままごと道具を部屋の隅に置くようにすることを取り組もうと思います。
そとの遊具で体を鍛える遊び方も知りたいです。
(30代女性 お子さんの性別と年齢:女の子・2歳)
とにかく行動範囲=運動量を増やしてあげること。
遠い所、高い所、低い所に物を置いたり、子どものの動きが広がる工夫をしてあげようと思います。
子どもが遊んでいる様子を直接見て指導していただいたので、普段考えてなかったことに気づかされて、すごく勉強になりました。
(30代男性 お子さんの性別と年齢:女の子・2歳)
背中を使う寝返り返りをたくさんしていきたいです。
一人一人や、違う年齢ごとのアドバイスがためになりました。
(30代女性 お子さんの性別と年齢:女の子・0歳6か月)
あおき子育て交流ひろばの先生からのメッセージ
今回のような形の講座は初めてでしたが、日常の遊ぶおもちゃでも、いかに足を使って遊ぶことが大切で、いろいろな動きをすることが大事と言う事を知りました。
あおき子育て交流ひろばでは、3月21日(土)にも親子講座を行います。
次回は「赤ちゃんの足育講座」で、歩く前のお子さんが対象です。
予約で定員10組となりますので、興味のある方はお早めにお申し込みください。
お問い合わせとお申し込みは、あおき子育て交流ひろばへお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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100歳まで歩ける足を育てる保育士 みやざき足育センター 成田あす香
宮崎県内はもちろん、全国へ出張講座に伺います
・子育て支援センター
・幼稚園、保育園・保育所、認定こども園
・小学校、中学校(学校保健委員会、家庭教育学級など)
足育講座や足育ワークショップ(体験型の講座)、子どもの足の計測のほか、運動あそびやウォーキング教室にも伺います。