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継続1カ月でひざの向きが変化

お読みいただきまして、
ありがとうございます。
  
みやざき足育センターの
成田あす香です。
  
家事や子育ての合間で、
子どもを抱っこであやしながら、
外遊びのついでに、
いつでもセルフコンディショニング。
  
そんな習慣を手に入れて、
快適な体と理想の生活を
3カ月かけて創っていくプログラム
【筋ゆる&ウォーキング
ライフマスター合宿】。

現在、2期生として
あゆみさん・あやさんのお二人が
参加されています。
  
10月24日に行った
3回目のレッスンでは、
肩・背中・腰の表層の筋肉を
ゆるめる方法などの復習や、
背骨と太もも・骨盤と太ももをつなぐ
筋肉のゆるめ方などを
新たに練習しました。

レッスン開始時に
2週間の振り返りを書いている時と、
レッスンが終わった時のあいさつでは、
まるで姿勢が違う。

お二人とも特に意識したわけではなく、
自然とそうなっていたそうです。

それでは、
グループレッスンについて、
あゆみさんがまとめられた
レポートをご紹介します。

1.合宿参加前と後の変化

 
合宿が始まってはや一ヶ月がたった。
毎日コメントを書き、
筋ゆるやウォーキングの全段階が
徐々に身に付いてきた気がする。

感覚でしかない部分を、
今回は1ヶ月前と今を比べて、
書き出してみた。

時間の使い方が変わり、一日が充実

合宿に参加する前と今を比べると、
疲れを溜め込まなくなり、
出掛けても帰ってから
家事への流れが止まることなくでき、
一日が充実してきた。

ネットサーフィンにだらだら時間を
費やすことがなくなった。

布団に入ってから
寝るまでの時間が短くなり、
睡眠の質が上がった。

筋ゆるをするとからだが暖まるので、
良いイメージを
自分の中に植え付けることができ、
習慣化できてきた。
 

外に逃げていたО脚のひざが正面を向くように

合宿参加前と後の変化を
洗い出すだけでも、
あやさんと私は満足していたが、
1ヶ月前と今を写真で見比べると…

あやさんは、
膝が外に逃げていたのが
正面を向くようになり、
足がO脚だったのが
少しまっすぐになった。

それにともなって
地面から真っ直ぐ
立てるようになっていた。
 
また、
肩に力が入っていたのが抜けて
鎖骨周りがすっきりした。

それだけでも充分な変化だったが、
さらにヒップが上がり、
立体的に見え、
太ももがすっきりした。
 

首がなだらかに、長く見えるように

 
私は両膝が離れていたのがくっつき、
足がまっすぐになり、
つま先の向きが
自然と正面を向くようになった。

また、首から肩にかけての
ラインがすっきりし、
肩がなだらかになり
首が長く見えるようになった。

おしりの
肉が外へと流れていたのが、
からだの中心に戻ってきた。
 

写真を見てやる気に

 
はじめて参加するあやさんは、
劇的変化をとげているのに、
自分の変化には
なかなか気がつきにくく、
実感が薄かった様子だった。

しかし、
写真を見てニヤニヤが止まらない!

もっと良くなりたいと、
これからのやる気を
起こさせてくれた様子でした。
 
 
それに対して私は、
ニ回目ということもあり、
変化を感じ取りにくいと
あす香さんと分析していたが、
写真を見ると骨盤の傾きが
変わってきているのがわかった。

体重はそこまで変わっていないのに
体型が変化するからおもしろい。

2.シェー体操と半歩ウォーキング

 
続いて、これまでの復習を行い、
新たに新たにシェー体操・座り方・
半歩ウォーキングを習った。

復習の片手バンザイでは、
あやさんは以前より
手が上がるようになり、
呼吸もゆっくりできるように
なっていた。

骨盤立たせも
これまで以上にゆっくり丁寧に
やっている二人がいて、
時間の流れが穏やかに感じた。

今回の復習で、
無意識のうちに呼吸が深く
ゆっくりできていたので、
からだの氣も流れが変わり、
内面や見た目も
変化が起こったのかなと感じた。
 
 
さて、新しくシェー体操を習った。
シェーと聞いてピンとくる人はきっと50代近くかな?
 
おそ松くんという漫画に出てくる
イヤミの決まり文句。

このときの手をあげたポーズが
この体操とよく似ていている。
 
これが馬鹿にできず、効果抜群!
 
これまでの片手バンザイ、
骨盤立たせだけでも
満足はしていたが、

シェー体操をすると
からだの可動域が広がる。

縮こまっていた筋肉が
緩んだのが体感できた。

 
座り方は、
座骨を手で触って椅子に腰を掛ける。

これだけだが、
慣れていないと骨盤が傾き、
いつもの自分の楽な姿勢に傾く。

椅子と垂直に
骨盤が立つイメージをもって、
手で実際触るのがポイント!

半歩ウォーキングは、
前日までやっていた片足タップが
歩幅を広げたもの。

この数十センチ歩幅を広げただけで、
体重移動が加わり、
ちょっとハードルが上がった。

重心を足裏のどこに置くのか、
地面を蹴り終えた
足の使い方などを習った。

ただ歩くだけが、
そこまで気にして
歩いてこなかった私たちは、
ちょっと苦戦…

はじめてやることは
気構えてしまいがちだか、
ポイントを確かめ、
何となくだが、
できるかもと少し前向きになって
今回のレッスンは終了。
 
 

3.最後に

やればやるほど変化は起こるが、
一生懸命、真剣にやればやるほど
からだに力が入るといった
困った状況になってしまう。

歯がゆいが、
この合宿のことを四六時中
考えているわけではないので、
頭の片隅に置いて、
ちょっと時間ができたら、
携帯をいじるのではなく、
筋ゆるやウォーキングなどに
取り組む。

そうすると生活のメリハリがつく!

3ヶ月の長い合宿期間の中で、
無気力期を迎えている今、
良いイメージを共有、確認できた
ことによって
まずはあと二週間やってみよう、
という気持ちがかたまった、
前向きになれた
今回のレッスンでした。

  
体に関わる習慣を新たに
身につけようとするとき、
その習慣が実際に身につくまでに
3カ月かかると言われています。

古川武士さんの著書『やめる習慣』
『続ける習慣』では、
4週目から7週目の頃を「無気力期」
と名付けています。

「なんのために、
 これをやってるんだろう」

「こんなことをやって、
 いったい何になるんだろう」

などの思いが湧いてきて、

やる気がなくなり、
続けるのが嫌になりがちな時期です。

あゆみさん、あやさんのお二人も、
そんな雰囲気が出てきていましたが、
写真を見て変化が分かり、
新しいエクササイズを体験して
変化を実感し、
再びやる気が出てきたようです。

毎日のお互いの行動報告も、
なんとか続ける原動力に
つながっていた様子でした。

この無気力期は意外と長く、
今日から3週間にわたって続きます。

そのピンチを支えるため、
変化探しにプラスして、
「うまくいったパターンの書き出し」
も行いました。

2週間後のレッスンで、
あゆみさんとあやさんは
どうなっているでしょうか。

また次回のレポートを
楽しみにしてください。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

質問やご感想がありましたら、
こちらまでお送り下さい。

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このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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