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生きる上で欠かせない動きが、仲間と共に身につけられる親子クラス

お読みいただき、ありがとうございます。
みやざき足育センターの成田あす香です。

10月の親子足育クラスあしかは、
「体も頭も柔らかく」というテーマで
1カ月を過ごしました。

「できるかどうか」を考えない子どものおかげで、 体も頭も柔らかく

朝の始まりにいつもしているわらべうた遊び
『ととけっこー』では、
握った両手を胸の前で軽く打ち、
腕を横に広げているのですが、
今月は「体のどこか2つの部位を合わせる」
というように変えてやっています。

それぞれに家でも遊ばれてきたので、
2歳児の子どもたちは体の部位を覚えていて、
順番に好きな部位を言ってもらいました。

「ひじとつま先」「足の裏と手の指先」など、
今までに比べて難易度がアップ。

時には「ほっぺと頭」というような
「え~!?どうやって」と思うような難題も!

でも、やってみればできちゃいました。

大人の私たちは、
実際にやることを想像して
2つの部位を決めますが、
子どもは実際にやることは考えていない。

できるか、できないかは考えずに、
思ったままを出してくれたので、
「どうやってやろう??」と工夫した結果
体も頭も柔らかくなりました。

 
 

 
それでは、みわさん(Rくん2歳、Iちゃん1歳)が書かれた
「クラスを振り返っての気づきやご感想」を紹介いたします。  

できることが増え、子どもの成長を感じている

体の2点をくっつける『ととけっこー』を家でもやったので、
少しずつ分かってきたようで、
体の動きを真似したり、体の部分を指定したりできていた。 

  
今日は、たくさん走り回り、子どもたちは発散できていて良かった。

大人の私は疲れたけれど、子どもたちはまだまだ元気で、
お友達と一緒に走り回ることを楽しんでいました。

走り回っている中で「誰かが座ったら座る」などの
動静のある遊び方は、オン・オフが練習できるのもいいですね。
   
それから、大人が座り、足の上を子どもがジャンプしたり、
寝転んでいる大人の上をお馬(ハイハイ)で越える遊びは、
大人が疲れている時や、
筋ゆるをするときにも使えるなあと思った。
 
 
今日のリズムの時は、
息子は抱っこモードになった。

やらせたいと思う自分の気持ちを押さえて、
見学したり、抱っこで参加。

足育クラスに参加した最初の頃は、
ずっとリズムを見学していた時期があったなあと
懐かしく思った。

今は、動きを真似したり、大きくジャンプするなど、
できることが増えてきた。

1歳の娘も、リズムの動きや、
食事の準備(椅子を出したり、机を拭いたり)
にも参加するようになり、
子どもたちの成長を感じている。

このクラスに参加し始めた6月は、
「ジャンプがまだできない」
ということが気になっていたRくんですが、
今日は足取りのしっかりしたジャンプができ、
私も成長を感じました。

大人がジャンプする姿や、
同年代の子どものジャンプする姿を、
ひたすら見ていたRくん。

それが、だんだんと、
ひざの屈伸の動きを真似するようになり、
両足を同時に少しだけ地面から離せるようになり、
今日はこんなに高くジャンプ!

しかも、ひざがやわらかく使えているのも
素晴らしかったです。


 
 

生きる上で欠かせない基本の動きを、 成長を見守り喜ぶ仲間と共に身につける

1歳から6、7歳の頃までは、
生きていく上で欠かせない
基本の動きをマスターする時期です。

文部科学省「幼児期運動指針ガイドブック」では、
幼児期にできるようになっておきたい
基本的な動きとして、
次にあげる28の動きが挙げられています。
 
☆体のバランスをとる動き
・立つ
・座る
・寝ころぶ
・起きる
・回る
・転がる
・渡る
・ぶら下がる

☆体を移動する動き
・歩く
・走る
・はねる
・跳ぶ
・登る
・下りる
・はう
・よける
・滑る

☆用具などを操作する動き
・持つ
・運ぶ
・投げる
・捕る
・転がす
・蹴る
・積む
・こぐ
・掘る
・押す
・引く

子どもの発達で嬉しい瞬間というと、
「歩き出した時」が最も多く挙げられると思いますが、
まだこんなにたくさん成長ポイントがあるんですよ。

そして、これらの動きができるようになる過程は、
見たままを難なく再現してマスターする子、
何度も何度も見てイメージを頭の中に
しっかり描いてやっとマスターする子と、
ひとりひとり違った道をたどります。

足育クラスでは、
親も子も一緒に参加するので、
教わったことを家でも続けることができ、
子どものペースに合わせて発達を高めてあげられるし、
できるようになっていく過程を間近に見られ、
成長の瞬間にたくさん立ち会うことができます。

お読みいただき、ありがとうございました。
質問やご感想がありましたら、こちらまでお送り下さい。

このサイトの管理人
成田 あす香

みやざき足育センター 代表/NPO法人日本足育プロジェクト協会 理事

保育士/足育アドバイザー(R)/健康経営アドバイザー

子どもの体の健やかな成長と大人の健康づくりに欠かせない「足と靴の基礎知識」「体を動かす楽しさ」をテーマに、2013年より講演活動などを行っています。
これまでに、宮崎県内21市町村と全国5都県にて延べ300回以上の足育講座を開催し、受講者は5000人を超えました。

2024年には、幼少期の足の成長への貢献が評価され、「運動器の健康・日本賞」奨励賞を受賞。
また、宮崎日日新聞「からだの土台足育」連載や、UMKテレビ宮崎、MRT宮崎放送でのメディア出演の実績もあります。

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