江平小学校家庭教育学級にて足育講座

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お読みいただきまして、ありがとうございます。

みやざき足育センターの成田あす香です。

10月12日、江平小学校(宮崎県宮崎市)の家庭教育学級にて、
小学生の時期の足育をテーマに講演をさせていただきました。

保護者の方27名が参加され、
小学生の時期の足育のポイントについて、
お話をお聞きくださいました。
 

遊びを通して運動能力の発達の仕上げを

小学校高学年の頃は、
一生に一度だけ訪れる「即座の習得」のできる時期で、
「ゴールデンエイジ」と呼ばれているほど、
運動能力の発達においては大事なとき。

この「即座の習得」のできる時期に、
ぐーんと大きく伸びていくためには、
それまでに「遊び」を通して、
いろいろな種類の動きをたくさん、
楽しくやってきたかどうかが関わります。

動きやすく足に合う靴で、足を守り育てて

運動能力を高めたい大切な時期に、
足の動きを妨げるような靴を履いていたり、
足のサイズに合わない靴を履いていたり、
間違った靴の履き方をしていたら、

本来もっている運動能力を発揮できませんし、
足のトラブルにもつながっていきます。

靴屋さんで靴を選ぶときに
最低限チェックしてほしいポイント、
中敷きを使ったサイズの確認のしかた、
靴の履き方を確認しました。

親で体で語ること

私も小学生を育てているので分かります。

幼児の頃は素直に教えたことを聞いてくれますが、
小学校に入ると、なかなかそうもいかない!

だから、親が体で語ってください。

靴の履き方、日常の姿勢、
親のやることを子どもはよく見ています。

親がやれていなければ、
いくら子どもに言っても聞くはずがありません。

まずは、親ができるようになること。

日常の姿勢がきれいに整っていると、
股関節や膝、足首などにかかる負担も少なく、
将来の足の健康へ繋がっていきます。

日常の中で姿勢を整える方法として、
背骨を意識した「礼」で体を整える方法と、
立腰の姿勢の作り方を、
実際に体を動かしながら行いました。

それでは、
受講された方のご感想をご紹介いたします。

・自分の靴の履き方、立ち方など間違いだらけだったので、正しい姿を子どもに見せていきたいと思いました。

・10歳で土踏まずが完成するということなので、今からしっかり正しい履き方で靴を履かせたいです。

・靴選びの知識はある程度知っていたつもりでしたが、靴底はやわらかければいいと思っていて、ぐにゃぐにゃはいけないと初めて知りました。

・土踏まずができていないと、かかとの骨がずれてしまうことを初めて知りました。

・爪の切り方が大事だなと思いました。すでに変形しているかもしれないので、すぐにチェックしようと思います。

・骨のしくみを知ることで、子供の成長に応じた靴選びや生活姿勢で心がけることを学べました。

・上靴のこと、サイズがすぐ変わるだろうと安いものを選んで購入していました。反省です。

・立腰を心がけることで自然に姿勢が良くなると思いました。まっすぐの底力を知りました!

・中敷きを出して試着したことがなかったので、やってみます。上靴はぜひ検討しようと思います。

・かかとの部分が固い靴が良いという事を初めて知りました。

・家に帰ったら、子どもの足を改めてちゃんと見て、足のサイズにあった正しい靴を、教えてもらったポイントをおさえて、選んでいこうと思います。

・靴を履かせてみた時、本当に合っているのかが分かりませんでした。中敷きを出してみて親子で確認できる方法を試すことができると分かり、良かったです。

・もう充分大きくなったのかと思っていましたが、18歳までは成長過程と知り、まだまだ大切に注意してみていこうと思いました。

 
ご感想にもありましたが、小学生になると、
自分のことも自分でできるようになりますし、
だんだんと親の手をかける必要はなくなってきますが、
体はまだ発達の途上です。

成長期特有の「かかとが痛い」「膝が痛い」などの
トラブルも出やすい時期で、
これを甘く見てしまうと、
一生に影響するトラブルに発展することもある、
まだ親の見守りやサポートが大事なときです。

お伝えした内容を、ぜひ日常に取り入れて、
お子様の足を健やかに育てていただけたら幸いです。

今日の機会を作ってくださった
江平小学校PTAの役員の方、
そして、お聴きくださった保護者の皆様に、
心より感謝いたします。

お読みいただき、ありがとうございました。
ご感想やご質問がありましたら、こちらまでお送り下さい。

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