お読みいただきまして、ありがとうございます。
みやざき足育センターの成田あす香です。
6月26日の親子足育クラスあしかは、室内での活動で、
「ロープだけで、どれだけいろいろな動きができるか」
などを楽しみました。
ロープに合わせて歩く。
ロープを腹這いでくぐる。
ロープをはいはいでくぐる。
ロープを跳ぶ。
ロープに向かって手を伸ばす。
布を洗濯ばさみではさんで、
洗濯物干しごっこ。
いろいろな遊びが生まれました。
写真を見ると、どの子も生き生きとして、
自分から参加しているように見えるかもしれませんが、
実は最初からこうだったわけではありません。
6月から参加している2歳児の男の子たちは、
2人とも最初はなかなか活動に参加しませんでした。
この日のスタートも、1人の男の子は、
お母さんにぴったりとくっついて離れません…。
それが、いつの間にか、お母さんから離れて、
ひとりでジャンプ!
足育クラスでは、
決して子どもを無理に活動に参加させることをしません。
それは、一緒に動いていなくても、
その場にいるだけで充分。
子どもは見て、感じて、
いろんなことを吸収していると考えているからです。
「自分もやってみたい」という気持ちが高まり、
自分から動き出した時、
子どもはとても高い力を発揮します。
今日は、6月から参加されている
2人のお母さん方の感想をご紹介します。
息子の様子をじっくり見ていきたい
(2歳1カ月の男の子のお母さん)
ここで教えてもらったことが楽しかったみたいで、
家で何度もリクエストをしてきます。
ここでの刺激は、息子の中にどんどん吸収されているようです。
今日は、前回休んだからか、スタートは調子悪かったです。
でも、皆の活動の様子をじーっと見て、
ようやくスイッチが入り、活動の中に入っていきました。
特にロープの時は、ジャンプが大好きなのでニコニコ跳んでいました。
息子は、周りの子から受ける刺激がいちばん吸収するみたいなので、
じっくり様子を見ていきたいと思います。
子どもの世界はステキです☆
周りの友達の動きを見て、「自分も!」という行動がありました。
(2歳6カ月の男の子&11か月の女の子のお母さん)
息子は、みんなで同じ動きをしていると後ずさりをすることがあり、
ダンスなどをしているところを見たことがありませんでした。
でも、足育クラスでは、
息子の個性を尊重してくださったのが嬉しく感じられ、
今日はどんな反応をするかなあと、楽しみに見てきました。
参加して1カ月が経って、
少しずつ自分から参加する意欲が見られます。
周りの友達の動きを見て、「自分も!」という行動が、
いくつかありました。
紐を使った遊びでは、
ジャンプにチャレンジしていました。
両脚を使って跳ぶイメージができてきているようで、
前よりもひざを曲げて「とぶぞー」という
意気込みが感じられます。
お友達から刺激を受けて、
周りの大好きな大人たちに応援してもらい、
嬉しそうでした。
友達とペンの取り合いになった時も、
「Rくんの!」と主張ができ、成長を感じました。
今までは、とられても何も言わなかったので…。
そして、このような子ども同士のやり取りを、
皆が見守ってくれるクラスの雰囲気。
ここで、これからいろんなことを
親子ともに学ばせてもらうんだろうなあと感じました。
足育クラスは、子どもの運動能力の発達をサポートするためのクラスですが、
発達の原動力になるのは、
「やってみたい」「まねしてみたい」という気持ちです。
自分もやりたい、やってみようと思って動きだした時には、
今までは、やっていなかったことが信じられないほど
伸び伸びとした動きを見せます。
子どもは、誰でも自分で育っていく力をもっています。
このクラスで一番鍛えられるのは、
親が子どもを信じて待ち続ける力かもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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