お読みいただきまして、ありがとうございます。
みやざき足育センターの成田あす香です。
わが子が通う小学校の授業参観とPTA総会があり、
午後の仕事はお休みをいただきました。
足育の話ではありませんが、
子育て中の方に何かお役に立てればと思い、
今日の感想を書きます。
小4の娘のクラスに行き、名札と資料を取ると、
名前の反対面に「仕事でいそがしいのに来てくれてありがとう」と
書いてあります。
思わずウルっとしそうなのをこらえて、教室へ…。
娘のクラスの授業は「漢字の組み立て」でした。
漢字の部首には、へん、つくり、かんむり、
たれ、あし、かまえ、にょう、の七種類があること。
それぞれ、どんな漢字があるかを、出してみようということをやっていました。
一緒に頭の中で考えていましたが、
子ども達の方が先に「はい!」「はい!」と意見が出て、
私は発表された漢字を聞いて「ああ、あるある」。
子ども達の方が漢字をよく知っていますね。
パソコンやスマホで書くことが少なくなっていて、
なかなか思い出せないんだろうな、と思います。
授業の中で「これは家でもやってみよう」と思ったのが、
漢字ビンゴです。
9つのマスをつくって、
例えば「かんむりのつく漢字」を自由に書きます。
そして、一人ずつ好きな漢字を言っていき、
自分のビンゴの中に同じものがあったら、○をつける。
普通のビンゴと同じように、
どこかラインが揃ったら上がりです。
楽しく遊んで勉強になるって、いいですよね。
子ども達も「ビンゴやります」と先生が言った途端に、
「わ~っ」と盛り上がり、目を輝かせて漢字を書き、発表していました。
一つ、学んだというか、気づいたことが、ありました。
それは、社会に出て、人の役に立つために必要ないろいろなことは、
小学校でちゃんと学んできている、ということです。
授業の最初に「めあて」を共有し、結びには「まとめ」をして、
最後に各自が「ふりかえり」をノートに書くのですが、
これ、人と仕事をするようになったときに、
すごく大事なことですよね。
そして、意外とできてない。
「めあて」が曖昧なままで始まっちゃって、
何をやっているのか分からなくなったり、
「まとめ」をしていないために、
話し合ったことがちゃんと実行されてなかったり。
また、「ふりかえり」をしないと、
良かったところも、
良くなかったところも分からないので、
なかなか成長がありません。
「ふりかえり」をすることで、
自分は何を学べたか、何をがんばれたか、
どう人の役に立てたか、
こうしたほうがよかったな、などを考え、
次はさらによい仕事をすることができます。
子どもの授業参観に行くと、
シンプルだけど、一生覚えていたほうがいい、
大事なことを学ばせていただいています。
子育ては、自分育てと言いますが、
本当にそう思います。
子どもとの関わりを通して、
自分を育て直してもらっています。
毎回の授業を工夫して進めてくださっている先生に、
心から感謝します。
お読みいただき、ありがとうございました。